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1出会い ページ2

貴方side




新しい制服に手を通し

桜の散る道を行く・・・

今日から私、西園寺Aは青道高校1年生



『1年A組 西園寺 A』

クラス表に目をやる。

貴方 「A組か・・・」


教室の前で深呼吸。

扉を開けた時、全てが新しい光に包まれた・・・








入学式が終わり、私は校庭に行った

桜が美しいグランド

校舎をまわる。

すると校舎の裏側に一本の大きな桜の木が立っていた

惹かれるように私はその桜の木に近づいた・・・

するとそこには1人の少年が木にもたれかかって寝ていた

綺麗な桃色の髪。綺麗な顔。

スヤスヤと寝息を立てながら気持ちよさそうに寝ていた


? 「・・・っ。ふぁ〜、よく寝た・・・。もう片付け終わったかな・・・」

貴方「・・・!」

? 「・・・?って!びっくりした!・・・君、誰?」


貴方「わ、私は西園寺Aです。あ、貴方は・・・?」


?「俺は小湊亮介。2年生。よろしく」


貴方「は、はい。あ、あの先輩はここで何を・・・?」


亮介「先輩ってことは1年?俺はサボり。入学式の片付けのね」


貴方「さ、サボりですか?」


亮介「そ、サボり。(ニコ」


貴方「は、はぁ、、、」


亮介「西園寺は?」


貴方「私は校舎をなんとなく見て回ってまして・・・」


亮介「へー」


貴方「あ、あの、先輩は運動部ですよね?」


亮介「うん。そうだけど、どうしてわかったの?」


貴方「小さい体の割に筋肉があるので・・・」


亮介「何それ、ムカつく(黒笑」


貴方「あの、すみません・・・えぇと、何部ですか?」


亮介「野球部。このために神奈川から来てるからねぇ」


貴方「野球部、、、!」


亮介「何?野球部に好きなやつでもいんの?」


貴方「ち、違います!私、青道野球部のマネージャーになりたいんです!」


亮介「へぇ。どうして?」


貴方「テ、テレビで見た青道の試合に心うたれて・・・」


亮介「そうなんだ。まぁ頑張って俺をサポートしてよ(ニコッ)あ、俺セカンド守ってんの〜」


貴方「(俺を・・・?」


亮介「・・・今年も綺麗だ・・・」


貴方「桜ですか?」


亮介「うん。ここ、俺のお気に入りの場所だから」


貴方「そうなんですか」


?「あっ!やっぱりここにいたか亮介ぇ!!!!サボってんじゃねぇぞコラァ!!」


貴方「?!」


亮介「げ、純だ!ばれたか!じゃあな、西園寺!俺、逃げなきゃ!」


貴方「は、はい!」


私に背を向け走り出す先輩は急に立ち止まり、私に行った。

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設定タグ:小湊亮介 , 御幸一也   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:雪月花 | 作成日時:2017年8月19日 18時

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