検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:6,512 hit

困惑 ページ4

何今の光…。あとここどこ?痛くない死んでない?逆に怖いよ。

持っているのはモニターだけだ。おつかいした物が入っている鞄はない。モニターには『おめでとうございます!突入に成功しました!』とだけ書かれていた。突入ってなに…なんなの?

あとほんとに、ここどこなの。なんだろう、すごく高そうな白くてツルッツルの石の床に、すごく高そうなキラッキラな明かり?が上に吊るしてある。重そうだけど吊るせる物なんだね。…そんなのはどうでもいいとして、ここから早く出た方がいい気がしてきた。
だってほら、部屋の隅にカメラみたいなのあるし?しかもこっち見てきたし!?

私は全速力で走りだした。それとほぼ同時に後ろのめちゃくちゃ大きい扉が開く音が聞こえた。

「止まるんだぞ!」

ハキハキとした声で、そう言われた。攻撃されるんじゃ!?勢いよく振り返る。あれが俗に言う金髪というやつだろうか、初めて観たな。金髪の男がこちらに銃を向けていた。
とりあえず止まったけど、このままじゃ私ただ殺されるだけにならない?

「いい子だね、ゆっくりこっちに来るんだぞ」

えっ嫌だよ。だってあの武器の射程に入りそうで、マジで嫌!いやもう射程には入ってるだろうけどさ!レーザーとかこの距離で撃たれても即死なのに、頭とかに突きつけられて撃たれたら、首がなくなるどころの騒ぎじゃないわ。
だけどここで、その銃なんのやつです?とか嫌ですとか言ったら確実に撃たれるよね!だから下手なこと言えない!それに、このまま動かなくても撃たれそうだから近づいちゃう!!私ってほんと馬鹿ね!

あとこの人めっちゃ目合わせてきて怖いんだけど!?なに?人と目をガッチリ合わせてコミュニケーションするタイプ!?嫌いじゃないけど好きじゃないわ!!

あ、そういえばモニターつけっぱだったわ。一瞬だけ、よそ見してモニターの電源を切る。

「どこを見てるんだい?」

も う こ わ い 。泣いてもいいですか?

「その機械をこっちに滑らせるんだぞ」

大人しくモニターを滑らせる。これしかできない自分の無力さ…。そんで冷や汗ダラダラの私ってダサすぎない?
私のモニターはメガネさんの後ろで座ってた黒い髪の人に回収された。壊されたらどうしよう。

地球→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , トリップ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

八守葵(プロフ) - 僕がやってたゲームに似てる……あれ好きなのに不評なの何故?更新楽しみにしてます! (2022年4月24日 11時) (レス) @page9 id: e7d640d42f (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - 宇宙人が主人公の小説探してたんです!更新待ってます! (2021年12月27日 17時) (レス) @page9 id: 168fc3a64e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おおうつけ | 作成日時:2020年10月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。