プロローグその2 ページ2
よしっ!買い物おしまい!後は帰るだけだし、楽勝だわ。
モニターを覗くと感染者数が順調に伸びていた。ん?治療薬の開発始まってね?最初は気づかれずに全員に感染させて、そこから症状強化して全員やっちゃうのがベターなのに…。今回選んだのがウィルスだから、変異しやすいんだよねー。放置しすぎたな。急いで症状を退化させる。嘔吐に咳ね。いやー、咳したらゲロゲロしちゃうの嫌だわー。死者が出てないのが幸い?んーでもバレてんなら、一人が死んでても生きてても一緒なんだよね。
にしても今回勝つのは厳しいかもね、治療薬の開発始まっちゃってるしさ。でもまだ3%か、まだやれるかな。とりあえず変異しても大丈夫なように、画面に集中しないとね。
ビー!ビーーーーーーー!
あっ、やば、これ轢かれるやつ。どうやら飛び出していたみたいだ。これから起こることが怖くて、目をギュッと瞑る。
すると目蓋越しにも伝わるほどの、強い光が私を包んだのがわかった。
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八守葵(プロフ) - 僕がやってたゲームに似てる……あれ好きなのに不評なの何故?更新楽しみにしてます! (2022年4月24日 11時) (レス) @page9 id: e7d640d42f (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - 宇宙人が主人公の小説探してたんです!更新待ってます! (2021年12月27日 17時) (レス) @page9 id: 168fc3a64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おおうつけ | 作成日時:2020年10月25日 22時