晴れのちイケメン (ページ3)

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1話『晴れた日』ページ3

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貴方｢痛ったぁ…なに？｣

？｢お、助かった｣

貴方｢いや助かったじゃなくて貴方は…｣

名前を聞こうとした瞬間、目の前の時計が目に入る。時間は7時を指していて、朝練まで

貴方｢あと5分じゃん！？｣

？｢あ、おい！｣

貴方｢ちょ、今無理！またいつか！｣

イケメンを置いて体育館まで走る。
着いたのはギリギリだった

主将｢今日はギリギリだったわね｣

貴方｢なんかイケメンが降ってきて遅れました｣

主将｢はぁ？ま、いいや。準備体操して｣

貴方｢はい｣

朝練は直ぐに終わり、入学式のため、
使っていた体育館に椅子を並べる

貴方｢扱き使われてますね...｣

主将｢顧問が媚びるからよ｣

貴方｢そうなんですけど...｣

うちの部員は全学年合わせて20人
居るほうだと思うがやはり少ない方だった

貴方｢(そう言えば降ってきたイケメンは
何年だったんだろ)｣

とまぁそんな考えはすぐに消え、入学式も終わり
同じクラスだった親友のもとに行く

貴方｢今年は同じだったね、真希｣

真希｢だねAちゃん！あ、そうだ聞いて！
山田俊斗くんが同じクラスなんだって！｣

貴方｢いや誰？｣

真希｢え！？知らないの！？
女子に大人気、優しいイケメン山田くんだよ！？｣

貴方｢それにしては名前ぱっとしないな｣

真希｢え？そこ？｣

貴方｢じゃあどこ？｣