2,日向翔陽の妹は

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次の日ー
私は青城には今日は行くなと言われ烏野マネをしています

嬉しいけど心配しなくてもいいのに…

今は梟谷と試合

コーチはタイムアウトを取る

「4番のスパイク、止められなくても手に当てるだけでいい」

「「「はい！」」」

「そっか。止められなくても手に当てれば勢いが弱くなるってことですか」

仁花ちゃんが私たちにきく

「そう。ブロックの目的は基本的に2種類で手に当ててレシーブをしやすくするためのソフトブロックと完全にシャットアウトするためのキルブロックがあるの」

潔子先輩の説明めっちゃわかりやすいんだけど！？

経験者の私でもあんな上手に説明できないよ…

「キルって…殺すのキルですか？」

『そうですよ(ﾆｺｯ)』

「ひぃーー！」

仁花ちゃん反応面白すぎん？笑

「止めなくてもいいんですか？」

「いいや。ドシャっと出来んなら願ったり叶ったりだ」

待って月島くんが自分から聞いてる！？

山口くんと木兎先輩達なんて言ったら月島くんこんなに出来たのよ…

あ、頭打ったとか？

横ではせっせとさっきのソフトブロックとキルブロックをメモっている仁花ちゃん

可愛い

私が試合に目を移すと木兎先輩がスパイクを打とうとして月島くんがブロックしていた。

え、月島くんの様子がちがう

結局梟谷のフェイントになって梟谷の得点になったけど…いいもの見たわぁ笑

「うわぁ、今の絶対強打で来るように見えましたよ。まさかフェイントだったとは。流石全国エースですね」

武ちゃんが驚いたように言うがコーチの方がもっと驚いた顔してるよ…笑

多分木兎先輩じゃなくて月島くんに驚いてるんだよね



「木兎さん、今逃げましたね？」

赤葦先輩に言われドキリとしている木兎先輩

わかりやすっ！

「逃げたんじゃねぇ！よけたんだ！上手に、よけたんだ！」

「油断…」

もう木兎先輩めちゃくちゃチームメイトに言われてるじゃん

猫又監督とかも何言ってるかは聞こえないけどニヤニヤしていることは分かる

「太陽ＶＳ月？」

それをみた仁花ちゃんがそう呟いていた


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谷地side

拝啓、お母さん様

東京は涼しい場所といえど、東北より暑いです。

まる1週間の合宿も3日目

もうすぐ折り返し地点

皆、バテつつあるようです。

そして、日向と影山くんの衝突から約3週間

一緒に練習するようになってもいまだ会話がありません

私達烏野マネはいじめられてます

もう帰りたいです…


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