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ここは二階だ。
ー上手く着地出来たら、骨折ぐらいで済むかな…？
どちらにせよ、マダム・ポンフリーのお世話になりそうだ…
そう思った瞬間に、ガシッ！と受け止められる。
「……っと！危ない！！！」
タイミング良く、箒で飛んできたルーピン。
両腕でAを受け止めた為、箒がよろめいたが、何とか体勢を立て直した。
Aは一瞬、驚き過ぎて息を止めた。
『リーマスっ！！』
「…ふ〜…良かった、間に合って…大丈夫かい？」
抱えたまま上昇する。
『もしかして、外でずっと待ってたの？』
「うーん。心配でね…すまないね、ストーカーみたいな事をして」
困ったように笑うルーピンに、Aは思わず抱きついた。
『ありがとう！本当に助かったよ…！』
「何があったんだい…？」
『もう少しでやられるところだった』
「えぇっ！？」
『人は変わらないね。歳を重ねても。…ましてや、彼は父親なのにね』
「そうか…」
ルーピンは溜息をつき、Aを抱える手に少し力を込めた。
「…A、もうあの人には近づかないって約束してくれないか？」
いつも、Aが何をしても笑って許してくれる彼が、珍しく厳しい顔をしていた。
Aは思わず頷く。
「それに、君は二階から飛び出したのだよ。箒も無いのに…どうなるかわかっていてやったのか？…頼むから、もう危険な事をしないでくれ」
『うん、わかった…ごめんなさい』
シュンとして謝ると、ルーピンは普段通りの笑顔になった。
「うん、わかってくれれば良いんだ。君を危険な目に遭わせたくないからね…さあ、学校に戻ろう」
いつものような優しい声に戻った事に、安堵する。
『…うん』
「…姿現しをしてもいいが、私としては、このままゆっくり帰りたいのだが…どうだい？」
ルーピンはそう言って、Aの顔を覗き込んだ。
Aは微笑んで言った。
『…もちろん！お願いします。安全運転でね』
「仰せのままに」
ルーピンもニッコリと笑った。
2人乗りの箒は、ゆっくりとホグワーツへ向かって飛んで行った。
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piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、読み返していただき嬉しいです。そして…めちゃくちゃ恥ずかしい！詰めが甘いですね…（汗 何か他にもありそうで怖いです、、ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月31日 8時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 再度読み返して気づいたのですが多分49ページの最後のところ名前変換出来ていないです (2021年5月31日 7時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、ご指摘ありがとうございます…！！恥ずかし過ぎる…教えていただいて感謝です（泣 また何かございましたら、よろしくお願い致します。 (2020年10月26日 22時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 6ページ 名前変換出来てないところあります (2020年10月26日 19時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - ミントｫさん» ミントォ様、ありがとうございます！とっても励みになります。頑張って書きますね。よろしくお願いします(^^) (2019年8月14日 6時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年7月14日 0時
