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「ねえ、ハリー！ロン！」
ハーマイオニーは2人を呼び止めた。
ルーピンの授業が終わり、次の教室に向かうところだった。
ハリーとロンは、足を止めて振り向いた。
「何？」
「どうしたの？」
すると、ハーマイオニーが近づいて、声を潜めて言った。
「ねえ、今…Aの姿を見なかった？」
「えっ、A？」
ハリーは驚く。
「どこにいた？」
ロンが尋ねると、ハーマイオニーは腕組みした。
「多分、どこかに隠れていたんだと思うの。私達が教室から出る時に、チラッと姿が見えたわ」
すると2人とも、気づかなかった！と言った。
ハーマイオニーはウフフ、と笑いながら言った。
「ねえ、あの2人って、お似合いだと思わない？」
「えっ、あの2人って…」
ハリーが言うと、ハーマイオニーは食い気味に言った。
「Aとルーピン先生よ！」
しかし、ロンがニヤッと笑いながら言った。
「でもさ、Aってスネイプとデキてるんだろ？」
「あんな噂、私信じないわ！」
ハーマイオニーは口を尖らせた。
ハリーも続けた。
「僕も…Aにはルーピン先生が良いと思う」
「そうよね！」
「うん」
意気投合する2人を見て、ロンが眉を上げ、やれやれと肩を竦めた。
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場所は戻り、闇の魔術に対する防衛術の教室。
「あ、そうだ。A」
ルーピンが思い出したように言った。
『なぁに？』
「少し、頼まれてくれるかい？」
『うん、いいよ。何？』
すると、ルーピンは頰を掻いた。
「いや、あの…スネイプの所へ行って、私の薬を貰ってきて欲しいんだ。実はこの後、立て続けに予定があってね」
申し訳なさそうに言うルーピンに、Aは頷く。
『もちろん、いいよ！任せて！』
「頼んだよ」
ルーピンは微笑んで、Aの頭をポンポンと軽く叩いた。
「受け取ったら、夕食後に私の部屋まで持って来てくれるかい？」
『了解、また後でね』
Aはルーピンに手を振ると、教室を後にした。
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piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、読み返していただき嬉しいです。そして…めちゃくちゃ恥ずかしい！詰めが甘いですね…（汗 何か他にもありそうで怖いです、、ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月31日 8時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 再度読み返して気づいたのですが多分49ページの最後のところ名前変換出来ていないです (2021年5月31日 7時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、ご指摘ありがとうございます…！！恥ずかし過ぎる…教えていただいて感謝です（泣 また何かございましたら、よろしくお願い致します。 (2020年10月26日 22時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 6ページ 名前変換出来てないところあります (2020年10月26日 19時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - ミントｫさん» ミントォ様、ありがとうございます！とっても励みになります。頑張って書きますね。よろしくお願いします(^^) (2019年8月14日 6時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年7月14日 0時
