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「ふーん、そんな事があったの」
ハハハ、と笑いながらルーピンは言った。
彼は、Aの様子を見に、授業の合間に部屋にやって来た。
ちょうどAも次の授業まで時間があったので、自分の部屋に戻っていた。
2人はソファーに座り、Aの淹れたお茶を飲んでいる。
『…何で私だけ、こんな気持ちなの？リーマスもすごく余裕があるように見える』
頰を膨らませて言うと、ルーピンは肩を竦めた。
「私が余裕あるように見えるかい？」
『…うん』
「A、それは間違いだ」
持っていたカップを置いて、ルーピンは立ち上がった。
そしてゆっくりとAに近づく。
目の前に立つと、そのまましゃがみ込み、片膝をついた。
そっと手を握る。
「…余裕なんて、どこにも無い…昨夜の君の姿を思い出すだけで、可笑しくなりそうだ。今すぐにでも…君を襲ってしまいたい」
目を見つめられながらそんな事を言われ、Aはクラクラとする感覚を覚えた。
『リー…マス…』
顔から湯気でも出てるんじゃないかと思うぐらい、熱い。
昨夜の事が思い出されてしまい、Aは震えた。
すると、ルーピンはゆっくりと顔を近づけると、チュ、と軽く口付けた。
そしてすぐ離れ、困ったように笑った。
「ダメだね、これ以上ここにいると…止められなくなってしまう。この後授業がある。私は退散するとしよう」
そんな彼を見て口をパクパクとさせるA。
ルーピンはニコニコと笑い、Aの耳元で囁いた。
「…続きはまた今度」
ルーピンが出て行った後、部屋に残されたAはこれ以上に無い程、顔を赤くしていたのだった。
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piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、読み返していただき嬉しいです。そして…めちゃくちゃ恥ずかしい！詰めが甘いですね…（汗 何か他にもありそうで怖いです、、ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月31日 8時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 再度読み返して気づいたのですが多分49ページの最後のところ名前変換出来ていないです (2021年5月31日 7時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、ご指摘ありがとうございます…！！恥ずかし過ぎる…教えていただいて感謝です（泣 また何かございましたら、よろしくお願い致します。 (2020年10月26日 22時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 6ページ 名前変換出来てないところあります (2020年10月26日 19時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - ミントｫさん» ミントォ様、ありがとうございます！とっても励みになります。頑張って書きますね。よろしくお願いします(^^) (2019年8月14日 6時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年7月14日 0時
