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『…う〜〜〜〜〜』
ー何だこれ…？
身体がものすごく熱い。
何故か、力が入らない。
Aはその場にへたり込む。
「…A⁉」
部屋に入ってきたルーピンは異変に気付き、Aに近寄る。
そしてワナワナと震える彼女を抱き起こした。
「大丈夫か⁉」
『うん〜…』
「何があった？」
『一緒にね…ワインをね…』
ハァハァと肩で息をするA。
「ワイン…？」
『うん…あの…双子に…もらって…』
そう言って、目線をテーブルに向ける。
ルーピンもそちらを見ると、テーブルの上には小瓶とワイングラスが置いてあった。
ーあいつらめ。
ルーピンは先程まで話していた双子の顔を思い浮かべていた。
『はぁ…熱い…』
やたらと色っぽく見える彼女に、ルーピンは困惑した。
そして焦って言った。
「と…とにかく、マダム・ポンフリーに診てもらおう。今、呼んでくる」
ルーピンがそう言って立ち上がろうとしたその時、Aが彼の腕をガシッと掴んだ。
イヤイヤと首を横に振る。
『やだぁ…リーマス…行かないで…』
「A…」
「…ルーピン。貴様、何をした？」
低く、冷たい声がした。
「…スネイプ、君が何故ここに？」
ルーピンは声がした方へ目を向ける。
「…我が輩の質問に答えたまえ」
「…それはこちらの台詞だ」
しばらくスネイプは黙ったが、ツカツカと歩き、テーブルの上の小瓶を掴み上げた。
「…これは何だ」
「…ウィーズリー家の双子にもらったらしい」
「闇の魔法がかかっている…貴様の専門分野だろう？」
互いに静かな口調だが、バチバチと火花が散りそうな雰囲気だった。
『…セブルス…来た…の』
ルーピンの腕に抱かれるAは、スネイプを見上げた。
「…これを飲んだのか？」
スネイプが問うと、Aは弱々しく頷いた。
『ハァ…だって…美味しい…お酒なんだって…』
「…どうやら、騙されたようだね。A」
ルーピンが溜息をつく。
Aは頭がぼーっとしていた。
2人の会話が遠くに聞こえる。
惚れ薬だか何だか言っている気がする…
ーえ〜…私は騙されたの？
なんかもう、どうでもいいや…
どうでもいいから、どうにかして欲しい
誰でもいいから…
この熱い身体を、どうにかして欲しい
『…お願い…助けて…』
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piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、読み返していただき嬉しいです。そして…めちゃくちゃ恥ずかしい！詰めが甘いですね…（汗 何か他にもありそうで怖いです、、ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月31日 8時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 再度読み返して気づいたのですが多分49ページの最後のところ名前変換出来ていないです (2021年5月31日 7時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、ご指摘ありがとうございます…！！恥ずかし過ぎる…教えていただいて感謝です（泣 また何かございましたら、よろしくお願い致します。 (2020年10月26日 22時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 6ページ 名前変換出来てないところあります (2020年10月26日 19時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - ミントｫさん» ミントォ様、ありがとうございます！とっても励みになります。頑張って書きますね。よろしくお願いします(^^) (2019年8月14日 6時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年7月14日 0時
