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『…さて、次は貴方の番だよセブルス』
「何がだ？」
『私の事は話した。次は、貴方が今何をやっているのか話す番だよ』
「…僕の事はいい」
『良くない。そんな怪しげなマント着て。一体何をしてるの？仕事は？』
ジーッと見つめてくる彼女。
…この眼には逆らえない。
セブルスは狼狽えながら言った。
「図々しいにも程があるぞ。人の事を気にしている立場か？」
『酷い言い方！良いじゃん友達なんだし、教えてくれたって』
頬を膨らませて怒るA。
ーそんな顔も可愛……では無くて！
セブルスは眉間に指を当てて、溜め息をついた。
「…A、１つ聞きたい事がある」
『なあに』
「…あれから、闇の力は使っていないか」
その言葉に、Aは一瞬怯えた様な表情をした。
そして、ポツリと呟いた。
『…当たり前だ。もう一生使わない。貴方の呪文ももう忘れた』
「…そうか…」
ホッと安堵の息を漏らしたのも束の間、突然左腕に焼ける様な痛みが走った。
ー呼ばれている…このタイミングでか。
セブルスは、Aに気付かれない様に、服の上から腕を押さえた。
そして、Aを見ると、真顔で言った。
「…申し訳ないが、今日はここまでだ。用事を思い出した」
『あ…そうなの？すぐ行かなきゃいけないの？』
「ああ」
すると、Aは困った様に微笑んだ。
『そっか…もっとお話したかったけど、仕方ないね。セブルス、どうか、元気で…』
その言葉が、最後の言葉になってしまいそうで、
でもそんな事認めたくなくて、
セブルスは立ち上がり、彼女の元へ歩いて行く。
そしてその肩を掴み、彼女のその耳元に口を寄せて、囁く。
一瞬の出来事で、Aは目を見開いた。
パッと離れたかと思えば、彼は踵を返して行ってしまった。
�爐泙寝颪�う。消えるなんて許さないからな��
彼の囁いた言葉を思い出し、Aは肩を竦めた。
『…信じてんのか、信じてないのか、どっちだよ…』
そして、しばらくしてハッとした。
『…あいつめ！珈琲代払え！！！』
ー私仕事してないのに！
Aはトッピングたっぷりの大きなパンケーキを食べた事は棚に上げ、心の中で叫んだ。
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piyo(プロフ) - 日ニコさん» 日ニコ様、コメントありがとうございます！うわあぁ、神だなんて…！！嬉しすぎます(>_<)これからも楽しんでいただけるよう頑張りますね。応援ありがとうございます！ (2021年6月22日 23時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
日ニコ(プロフ) - ハリーポッターの小説を探しに探してやっと見つけました！控え目に言って神小説です！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2021年6月22日 19時) (レス) id: 813cbeef3d (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 白猫さん» 白猫様、コメントありがとうございます！う、嬉しい…(/ _ ; )作ってよかったです。。魔法が使えたら、あの世界に行けたら…と思うと、色々と妄想してしまいます笑 拙い作品ですが、今後ともよろしくお願いします(^^)！ (2021年4月9日 23時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - こんばんは、コメント失礼します。piyo様の描く魔法界の世界観がだいすきで心温まりつつ、ドキドキしつつ、読ませて頂いております。上手く言葉に表現出来ずもどかしいですが、本当にこの作品が大好きです！今後の展開も楽しみにしています^ ^ (2021年4月9日 22時) (レス) id: 82d1d6768d (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 魔法使い隊さん» 魔法使い隊様、コメントありがとうございます！更新遅くてホント申し訳ないです…(>_<)これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。よろしくお願いします(^^)！ (2021年3月30日 17時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2021年3月21日 0時
