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「…信じられんな」
彼が呟いた言葉に、Aは『えっ』と短く驚く。
セブルスは相変わらずの無表情で、珈琲をまた一口啜った。
『ちょ、ちょっと待って…それだけ？』
焦るAを見て、セブルスは溜め息をつく。
「…ああ」
『信じてくれないの？』
「…ファンタジー小説の出来事でもあるまいし。君は、ダンブルドアに嵌められているのではないか？」
『ええ〜』
ーまさかの展開。
セブルスが信じてくれない…！
『シリウスもリーマスも信じてくれたのに！』
「ああ…仲間想いのオトモダチで、良かったな」
『ちょっと〜…』
『もう良い！』とプンプン怒りながら、パンケーキをバクバクと頬張る彼女。
セブルスは横目でその姿を眺めていた。
ー内心、焦っていた。
彼女がこんな大層な嘘をつくとは思えない。
話の内容も全て辻褄が合う。
それに、彼女が持つ闇の魔術への力…
ダンブルドアは、その力を見抜いていたのだろうか。
それで連れて来た？
何の為に？
まさかと思うが、闇の勢力と対抗する為とか言わないよな？
…しかし、消えるとはどういう事だ？
それはいつ？どのタイミングだ？
クソッ、思考が追いつかん…！！
『セブルス』
名前を呼ばれたと思ったら、目の前に、甘い匂いを発する物を突き出された。
Aが、パンケーキをフォークに突き刺し、こちらに向けている。
『あーん』
「！！！？？？」
驚き過ぎて、思わず後退り、椅子ごと倒れてしまった。
ガターン！！！というけたたましい音が響く。
周囲からザワザワと声が聞こえる。
『セブルス、大丈夫！？ご、ごめん！！！』
「いや…大丈夫だ…」
セブルスは起き上がって椅子を直して座り直した。
乱れた髪の毛をかき上げ、服を正す。
『何かすごく難しい顔してるからさ…甘い物でも食べたらどうかなと思って…いきなりごめんね』
「…ああ。気にしないでくれ」
周囲からクスクスと笑い声が聞こえる。
それと同時に、ヒソヒソ声も。
�猊佞�合い立てなのかしら？��
�牴聴Δぁ繊�…変な格好だけど��
ー本当に放っておいてくれ…
セブルスは顔を歪めて、溜め息をついた。
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piyo(プロフ) - 日ニコさん» 日ニコ様、コメントありがとうございます！うわあぁ、神だなんて…！！嬉しすぎます(>_<)これからも楽しんでいただけるよう頑張りますね。応援ありがとうございます！ (2021年6月22日 23時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
日ニコ(プロフ) - ハリーポッターの小説を探しに探してやっと見つけました！控え目に言って神小説です！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2021年6月22日 19時) (レス) id: 813cbeef3d (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 白猫さん» 白猫様、コメントありがとうございます！う、嬉しい…(/ _ ; )作ってよかったです。。魔法が使えたら、あの世界に行けたら…と思うと、色々と妄想してしまいます笑 拙い作品ですが、今後ともよろしくお願いします(^^)！ (2021年4月9日 23時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - こんばんは、コメント失礼します。piyo様の描く魔法界の世界観がだいすきで心温まりつつ、ドキドキしつつ、読ませて頂いております。上手く言葉に表現出来ずもどかしいですが、本当にこの作品が大好きです！今後の展開も楽しみにしています^ ^ (2021年4月9日 22時) (レス) id: 82d1d6768d (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 魔法使い隊さん» 魔法使い隊様、コメントありがとうございます！更新遅くてホント申し訳ないです…(>_<)これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。よろしくお願いします(^^)！ (2021年3月30日 17時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2021年3月21日 0時
