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センラshde
セ「浦田先輩はきっとAの事…、」
言えない。言いたくない。浦田先輩の気持ちなんて誰にも分からない…けど、
言ってしまったらそれが『本当』になってしまいそうで。
「浦田先輩がAの事なんて好きになるわけないじゃんw」なんて俺が言ったら君はは諦める?
それで浦田先輩事を諦めるのなら…。
なんて思考を巡らせる俺の脳とは裏腹に口から出てきた言葉は
セ「…浦田先輩きっとAの事嫌いではないと思うよ、」
だった。
背中を押すような言葉でも、
Aに浦田先輩を諦めさせれるような言葉でもなくて、
この状況で発することのできる言葉の選択肢の中で一番ださい「当たり障りのない言葉」だった。
あぁ、俺って情けないな、
告白も出来ない。好きな人の恋の応援も阻止する事も出来ないのだから
そんな事を考えいると君は口を開いて
『もー、私が求めてるのは当たり障りのない言葉じゃなくて、背中を押されるような言葉なの!!!』
と言った。
背中を押されるような言葉…か、
そんなもの言える訳ない。
だってその言葉で君に自信がついて本当に浦田先輩に告白して成功してしまったら…、
なんて考えしまう俺はただの自己中心的野郎だ、
Aには笑顔でいて欲しい。
Aには幸せでいて欲しい。
なら、俺がするべきことは__
「Aなら大丈夫。バレンタイン、浦田先輩にしっかり気持ち伝えてきな、」
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ぴんせっと(プロフ) - 雪原さん» コメントありがとうございます。これからも頑張るのでぜひ完結まで見守ってください! (2022年2月20日 21時) (レス) id: 68c75eb0c9 (このIDを非表示/違反報告)
雪原 - このお話めっちゃ好きです!この先どうなるのか楽しみにしてます!これからも更新頑張ってください!!!!! (2022年2月20日 16時) (レス) @page14 id: 33c5d21769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴんせっと | 作成日時:2022年2月11日 5時