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志麻side

一目惚れという初めての体験をした俺は暫くぼーっとしていたが、





『あ、あの、』



という初めて聞く君の綺麗な声で気を取り戻す。








志「ん?何?」

『すみません』








なんでこの子は謝っているんだろう。
そう気になって聞いてみると、








『いやぁ、その何となくというか』


彼女が目あまりにも泳がすから、俺は悟った。






あ、俺怖がられてんだ




志「怖がらんといて?」



とできるだけ優しい声で彼女に伝えると、安心したような顔で「よかったぁ、殺されるかと思ったぁ、」と言うもんだから少し複雑な心境になった。






俺を怖がらなくなくなって嬉しい反面、今まで、相当怖がられていた事を、知ったからだ。


まぁ今は怖がってないからいいけどさ、
ってこんなことより、本題。


志「なぁ、そのチョコさ」

『これ?これは渡せなかったやつだよ』

志「知っとる。最初っから聞いとったから」

『…。』

志「引くなや!たまたま聞いてもうただけやから」

『www分かってるよ。引いてない、引いてない。』

志「それはよかったわw…でな?」

『うん』

志「俺そのチョコほしいんやけど」

『うん……………へ?』

志「だから、その、俺と付き合ってくれへん?」

『え?』

志「一目惚れやねんけど、今喋ってみたら性格も声も喋り方も全部どタイプやねん。あ、もちろん顔も、スタイルも髪型もやで?ちなみに、一番好きなんは、やっぱり一目惚れっちゅう事もあって顔やな。」

『ふっww』

志「え?なんで笑っとんの??」

『いやぁ〜w素直すぎるなぁって思ってw』

志「素直なのはいいことやんけ!…で?返事は?」

『うーん、私まだ、君の事何にも知らないけど、気にはなってる』

志「よし!じゃあ決定!俺達付き合おう!もし合わんかったら別れ切り出してくれてええからね?」

『わかった!ところで名前は?』

志「そっかw俺らお互いの名前すら知らんのかw俺は月崎志麻。お前は?」

『私はAA。よろしくね?志麻くん!』

志「AA?…どっかで聞いたことあるなぁ……っあ!分かったわ、センラがたまに話してる女の子の事や!」

『志麻くんってセンラと友達だったんだ!じゃあ、この後センラに告白結果伝えにいかなきゃだから付いてきてくれない?』

志「あぁ、ええで。」











まじか、付き合えてしまった。
付き合ったからには__










俺が全力で幸せにしたる

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ぴんせっと(プロフ) - 雪原さん» コメントありがとうございます。これからも頑張るのでぜひ完結まで見守ってください! (2022年2月20日 21時) (レス) id: 68c75eb0c9 (このIDを非表示/違反報告)
雪原 - このお話めっちゃ好きです!この先どうなるのか楽しみにしてます!これからも更新頑張ってください!!!!! (2022年2月20日 16時) (レス) @page14 id: 33c5d21769 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴんせっと | 作成日時:2022年2月11日 5時

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