STORY 14 ページ14
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「あの、壱馬さん」
壱馬『何』
「これ今どこに向かっているんですか？」
私は今、壱馬さんの車の中。
あれから壱馬さんは北人さんに連絡を入れ
私を家まで送ってくると言って
今一緒に車に乗っているんだけど。
「あの、壱馬さん。私の家逆だと思うんですけど」
さっきから私の家と逆方向に
走る壱馬さんに恐る恐る私は言った。
だけど壱馬さんは私の言葉を
まるで聞こえていないかのように無視する。
私は何だか嫌な予感がして。
「壱馬さん」
もう１度壱馬さんに話しかけた。
そしたら。
壱馬『あー、煩い。気が散るから黙れ』
少し苛立ったようにそう言った壱馬さん。
そんな壱馬さんに私はもうなす術もなく。
私は壱馬さんの言う通りに口を閉ざす。
ただ聞いてるだけなのに
そこまで言わなくても良いじゃん。
私は口を尖らしムスッとする。
そして信号が赤になり停車すると。
壱馬『何だよその顔』
壱馬さんは私を見てばかにしたように笑った。
壱馬『怒ってんの？』
だけど今度は壱馬さんの言葉を私が無視。
壱馬『おい、こっち見ろよ』
そっぽを向く私に壱馬さんは
強引に私の両方のほっぺを掴んで
自分の方に向けさせる。
「ちょっ離し………んっ、」
その瞬間不意にされたキス。
「ちょっと………！」
壱馬『逆ギレするお前が悪い』
「だからって、こんな所でキスしなくてもっ」
壱馬『誰も見てねーよ』
「そういう問題じゃ、」
壱馬『何、恥ずかしいの？』
得意げに笑う壱馬さんに顔が熱くなる。
「べ、別に恥ずかしくないです」
壱馬『嘘付け。顔真っ赤だぞ』
「う、うるさい」
壱馬『いつになったら慣れんだよ』
「一生慣れません」
壱馬『なら俺がもっと教え込んでやろうか？』
「け、結構です！」
この人はやっぱり私をいじめる天才だ。
私がこうやって
慌てる反応を面白がってる。
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ねね(プロフ) - 続きが気になるのでパスワード教えてほしいです＾＾ (2021年8月25日 18時) (
レス) id: 76a24ad8d6 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 続編見たいです!!パスワード教えて下さると嬉しいですm(_ _)m (2021年8月25日 16時) (レス) id: a376341921 (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - 続き気になります！！パスワードはどこでお聞きできますか？？ (2021年8月25日 16時) (レス) id: 7ba772caee (このIDを非表示/違反報告)
ayumini(プロフ) - とても続き気になります！更新待っています！ (2021年8月10日 21時) (レス) id: 96cc68892e (このIDを非表示/違反報告)
名無し26440号(プロフ) - 続き読みたいです。友達要請お願いします。今頃すみません。 (2021年4月28日 19時) (レス) id: 46a4927714 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛衣
| 作成日時：2020年1月8日 15時
