安室透にデコチューされるところから始まる話

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ここだけの話、あのハイスペックイケメン安室さんもそんなこと考えて不安になるんだなぁ。人間なんだなぁ。と思ってどこかほっとしたのは秘密。

いや、だってさ、いっつも一足先のことをよんで行動してるし、イケメンだし、何でもできるし、同じ人間なのかな？って思うじゃん？？

思わない？私は思ってたの。だからちょっとほっとしたというか…。

そんなことを思ってくれているなんて、私のことを好きなんだなぁとにやけるというか…。
いや、うん、まぁ、そんな感じです。


なんだか少し恥ずかしくなってきた時、安室さんは顔を上げた。
悲しげな色が混じった安室さんの瞳に心がチクリと痛む。

そんな顔しないで。
違うの。安室さんが嫌いだなんて思ってない。
むしろ____


『違うの。違うの安室さん。たしかに昴さんを頼ることの方が多いけど、それは違うの。安室さんじゃなくて、昴さんを頼ることが多いのは、ちゃんとした理由があって…！！』

「……」

『だから、ごめんなさい。言い方が悪かったの。安室さんのことは嫌いじゃないから。私は昴さんじゃなくて、安室さんのことが…』

「A…」


するり頰を撫でられて、安室さんから目を離せなくなる。
ドキドキと高鳴る心音に聞こえないふりをして、口を開いた。





『私は、昴さんじゃなくて、安室さんのことが……好、ングッ…！？！？』




�犢イ��瓩噺世�うと口を開いた瞬間、ズポッと無遠慮に小さい円盤のようなものを押し込まれた。


小さい円盤のようなもの(＝薬)を押し込まれた。

押し込まれた。



………え？？？

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