ゲーム ページ14
芹「あー!ちょっと!なんで私ばっかり狙うの!?」
川「菅野のHPだけ異常に残ってるからだろ。」
白「逃げてばっかいるから。早く落ちろ。」
私は仲睦まじくリビングでゲームをする3人を見つめる。
・・ふふ、楽しそう。
どうして3人がゲームをしているかというと、
事は数分前に遡る。
川「あ、最新のゲーム。」
お茶が終わりそろそろ片付けを始めようかと思っていた時。
川西くんが棚にあったゲーム機を見つけた。
白「華原、ゲームすんの?」
『お姉ちゃんと2人でたまにするよ。ゲーム機を買ってくるのはお父さんだけどね。』
私がゲームする、というのが意外なのか、
川西くんと白布くんはへぇー、と呟きながら私を見つめる。
芹「言っとくけどあかり上手いからね、ゲーム。」
突然の芹那の発言に、2人は目を丸くした。
・・・・そんなに上手くないと思うんだけどな・・。
『そ、そんなに上手くないよ。』
芹「謙遜。」
『本当だってば。』
そう言うと、芹那は少しむくれる。
ごめんね芹那・・、でも、ゲームの腕に自信ないから・・・、
川西くんと白布くんの方へ視線を戻すと、2人ともゲームをじっと見つめていた。
・・・えっと、
『あの、良かったらゲームする?』
川 白「「いいの?」」
『う、うん。せっかくだしゆっくりしていって。』
私は棚にゲームを取りに行き、3人に渡す。
そして3人はさっそく楽しそうにゲーム機を起動させた。
使い方大丈夫かな・・
そう思ったが、それほど困ってる様子はない。
・・・なら、私はテーブル片付けよう。
グラスに手を伸ばした時、
芹「あかり?やんないの?」
芹那が不思議そうにそう聞いてくる。
『うん。私はいいよ。』
芹「そなの?」
私は頷いて、トレーに食器をすべて乗せキッチンへ向かった。
・・・そして、今に至る。
楽しそうだなぁ、
そう思いながら洗い物を進めて行った。
洗剤を足し、スポンジを2、3回握る。
次のグラスを手に取った時だった、
『?』
・・・あ、れ?
『っ、』
ぐら、と視界が歪み、ぼやける。
頭が鈍く痛み、身体に力が入らなくなるのを感じた。
そしてするっ、と左手からグラスの感覚が落ちる。
あ、・・・・
まずい、と思ったその瞬間、
白「・・・っぶね、」
耳のすぐそばで、聞き慣れた低い声が聞こえた。
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おしお - いえいえ!こちらこそ要望に応えられずすみません・・・実は要望なんて初めてですごく嬉しかったんです。本当にありがとうございました。本当にごめんなさい。 (2019年5月7日 19時) (レス) id: e698fce4ed (このIDを非表示/違反報告)
百花(プロフ) - 理由があったんですね! 何も考えずにコメントしてしまい、申し訳ありませんでした。 (2019年5月5日 9時) (レス) id: bd93b7215e (このIDを非表示/違反報告)
おしお - 他にも読者様の中に「夢主を自分の名前に変換したい。」と思っている方がいらっしゃいましたら、参考にしたいので是非コメントで教えて下さい。 (2019年5月4日 13時) (レス) id: e698fce4ed (このIDを非表示/違反報告)
おしお - 百花さん» ご要望ありがとうございます!夢主の名前を自動変換不可能にしているのには理由があるので、申し訳ないのですが少し考えさせて下さい。やり方は知った上です。本当にすみません。 (2019年5月4日 13時) (レス) id: e698fce4ed (このIDを非表示/違反報告)
百花(プロフ) - 要望なんですけど、主人公の名前、自分の名前にできませんか? (名前)って入れればその人の名前に自動変換してくれるんですけど、もしやり方わからなかったようならごめんなさい。 (2019年5月3日 18時) (レス) id: bd93b7215e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おしお | 作成日時:2019年3月5日 19時