過去7 ページ29
沙「あっ、お父さん。」
父「久しぶり、沙織。」
優「早かったね〜」
父「連絡どうもありがとう。優子さん。」
お父さんは今はロシアでバレーを教えているから、昨日は来れなかった。
でも、昨日連絡があってからすぐ飛行機に乗ったらしい。
私もこんなに早く来てくれるとは思わなかったな。
父「百合那。」
母「・・・臣。」
父「大丈夫？」
母「うん。心配かけてごめんね。」
父「俺こそ、・・・大事な時にそばにいてあげられなくてごめん。」
そう言ってお父さんはお母さんを抱きしめた。
そんなお父さんをお母さんは優しく抱きしめ返す。
私とお姉ちゃんは優子さんに施されて病室の外に出る。
沙「・・・やっぱりお父さんとお母さんはラブラブだね。」
『うん。』
優「そりゃそうよ。大恋愛だったんだから。」
「『えっ、気になる。』」
優「今度教えてもらいなさ〜い。」
その後、お父さんとお姉ちゃんと優子さんはお医者さんのお話を聞きに行った。
今は病室にお母さんと私の二人きり。
母「・・・あかり、ごめんね。」
『えっ、なんで？』
母「レッスン中にいきなり倒れて驚いたでしょう？」
『・・・確かにそうだけど・・・あかりこそ、お母さんが苦しんでるのに、何も出来なかった・・』
母「いいのよ。それにあかりはレッスン中もお母さんの体調を心配してくれてたでしょ？」
そう言いながらお母さんは私の頭を優しく撫でる。
いつもどおりのお母さんに安心した。
しばらくして、お父さん達が戻ってきた。
そしてお父さんとお母さんはまた、お医者さんのところへ向かう。
優子さんとお姉ちゃんと私が病室に残り、私は喋らない二人を見つめる。
優子さんは外を見ていて、お姉ちゃんは目を赤く腫らしながらうつむいていた。
『・・・お母さんはどんな病気にかかっているの？』
優子さんは話すか少し迷った後、私を見た。
優「百合那が患っているのは心臓の病気。心房中隔欠損症という病気なんだけどね。
心臓に・・・穴が空いてるの。」
『あ、穴が・・・？』
優「治すためには大きな手術をしないといけなくて・・・・今、百合那はそのことについて話を聞きに言ってるの。」
『・・・治るんだよね？』
優子さんはきっとね、とぎこちなく笑った。
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おしお - それにあかりもですね・・・。あの美女2人の容姿めちゃめちゃ好きなんです・・・。 (2020年2月18日 22時) (
レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
おしお - はい！ハニレモ大好きです！芹那ですよね笑「那」の部分だけ変えて他はまんまモデルにしました。不快に思わせてしまったならばすみません・・・ (2020年2月18日 21時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 急ですみません。 あの、八二一レモンソーダ読まれてますか？ (2019年11月9日 0時) (レス) id: d5865b86c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おしお | 作成日時：2018年10月9日 15時
