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ar side
『.........はぁ』
打っていた文章を消すのはこれで何回目だろうか。
送り先はもちろんあいつ。
諦めて、画面を閉じようとした時だった。
��いのちゃん��と記されたそこには珍しく長文で打ってあって。
通知を開けば、
��まだ涼介とちゃんと会ってないの？��
��病院来たなら起きてる時に堂々と会えよ。自分で涼介のことあんなにしておいて今更んな事しても涼介は治んねぇよ。��
そしてまたもう1件。
��さっき涼介の病状が悪化して.......＿＿＿＿＿＿��
その先を見るより早く、俺は走り出していた。
心臓がバクバクと加速する。
もし、あいつが.....
そんな予想をして拳を握る力が強くなる。
あいつの気持ちに対する答え？
そんなの、とっくに出ていたじゃないか。
こうして走っているんだから。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『はぁ、はぁ...』
走らないでください！という看護師の注意も無視して2階を目指す。
病室までが遠くかんじて。
やっとついて勢いよくドアを開けた。
『涼介っ！』
そこには漫画を見ながらゲラゲラと笑っていたあいつと、一緒に腹を抱えているいのちゃん。
静寂に包まれた病室には、俺の荒い息が響くだけ。
『は？なんで.......』
.......カマかけられた？
そんな考えをわかってか、スっと立ち上がったいのちゃんは俺の肩を弱く殴って耳元にボソリと呟いた。
in「.......やっと来たか、意気地無しチビめ」
そしてでくのぼうみたいに突っ立ってる俺をどんっとあいつの前まで押した。
in「じゃ...涼介、また来るね」
ひらひらと手を振って行ってしまういのちゃんを何となく呼び止めたかった。
残された病室には、俺と未だぽかんと口を開けているこいつだけ。
その沈黙を破ったのは.....＿＿＿＿＿。
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ぶたのすけ(プロフ) - 花奏さん» ありがとうございます！私も言われて始めて気づきました.........！至らぬ点もあると思いますが、これからもよろしくお願い致します！ (2020年2月3日 22時) (
レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - 赤星おめでとうございます！これからも応援させていただきます！ (2020年2月3日 20時) (レス) id: ed1d1a00c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - かぷなさん» はじめまして！凄く嬉しいです、本当にありがとうございます！ (2020年1月22日 7時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
かぷな - はじめまして！有岡くんのキャラ、今まで読んだ小説の中で一番好きでした。すごく文章構成も上手で尊敬してます！これからも頑張ってください！ (2020年1月22日 6時) (レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - 花奏さん» 花奏様、コメントありがとうございます！そう言っていただけて何よりです！応援本当にありがとうございます。 (2020年1月15日 19時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶたのすけ | 作成日時：2019年12月18日 19時
