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ym side
部屋に入る前はいつもドキドキする。
何回やってんだかわかんないくらいに。
ドアノブを引いた...途端に手首が掴まれて壁に押さえつけられる。
まぁ、��誰が��なんてわかりきってるけど。
毎回思うけど、もっと丁寧に扱ってよ。
俺は人間だから、壊れちゃうよ。
『...おせぇよ。早く脱いで』
「........はいはい」
そんな事しても、俺は逃げないのに。
耳元で熱く息を吐いて、早くと急かす様に俺の首をねぶる。
...好きだよね、舐めるの。
毎回するから、どうやって吸うかとか、手の位置とかいらない事まで覚えたんだよ。
そんなことを考えながら、ニットのカーディガンを脱いだ。
「っ、ぁ....！、はぁ.....」
『.....ん、.....っ』
ブツッと嫌な音をさせながら俺の肌を貫いて牙を沈めた。
この瞬間は嫌い。
痛いし、全く顔が見えないから。
身震いする体を抑えながら、体から血の抜ける感覚に耐えていた。
目の前が霞んで、必死に背中にしがみつく。
やっと首筋から歯が抜けた頃には、背中にあった手は落ちていた。
「.......はっ、...ぁ.....」
息を整える暇もなく、腕をひかれて床の上で仰向けに。
『.....これ持ってろ』
カーディガンの下に来ていた服を捲られて。
それしか言うことないのかよ、って何度思ったことか。
こっちは言いたいこと、沢山あるのに。
前触れもなく、下を脱がされて触る。
いつもと同じように下を弄って、俺の中にいれて、自分だけ気持ちよくなって。
.....いつも、俺だけ置いてけぼり。
ふらつくと腰を支えてくれる手とか、刺さる牙に痛いって声が漏れると少しまっててくれるとことか。
そういう所に違う思いを抱いている自分がいる。
あと何回こいつとこうしていられるんだろう。
あと何回、自分は求められる？
そう考えると怖くなった。
もう、この場所が自分じゃないんだって。
「...っ、.....ち、すって......ぉねが...ぃ」
『自分から言うとか......』
俺に言われるまま塞がれていない肌に牙を入れて、血を吸い上げる。
「ぁぁあ...っ...！ひっ、...ぁ.......んっ、...ぁあ」
体中が熱くて、痺れて。
自分の血を全部あげるように頭を掴んで、首筋に押し付けた。
せりあがる快感と熱。
好き勝手やられた体はぐちゃぐちゃになって。
何故か握られていなかった俺のモノから、とぷっと欲が溢れた。
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ぶたのすけ(プロフ) - 花奏さん» ありがとうございます！私も言われて始めて気づきました.........！至らぬ点もあると思いますが、これからもよろしくお願い致します！ (2020年2月3日 22時) (
レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - 赤星おめでとうございます！これからも応援させていただきます！ (2020年2月3日 20時) (レス) id: ed1d1a00c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - かぷなさん» はじめまして！凄く嬉しいです、本当にありがとうございます！ (2020年1月22日 7時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
かぷな - はじめまして！有岡くんのキャラ、今まで読んだ小説の中で一番好きでした。すごく文章構成も上手で尊敬してます！これからも頑張ってください！ (2020年1月22日 6時) (レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - 花奏さん» 花奏様、コメントありがとうございます！そう言っていただけて何よりです！応援本当にありがとうございます。 (2020年1月15日 19時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶたのすけ | 作成日時：2019年12月18日 19時
