一話 ページ3
桜が舞う4月のはじめ。
雲一つない入学式日和、ある少女はため息をつきながら雄英高校の門を潜った。
彼女の名は、五条A。
世界に数少ない呪術師の中、貴重な存在の特級術師。
彼女は今日、雄英高校ヒーロー科に入学することに成功した。
『なんで〜、神様なんで〜。 私はなんでヒーロー科にいるんですかぁ〜…』
彼女は常時寝不足。
ほぼ深夜テンションのまま一年A組の扉を開けた。
無言で入ってくる彼女に自然と視線が集まり、一度見た者はその場で静止する。
賑やかな教室は一瞬の静寂に包まれ、彼女の周りはあっという間に生徒で囲まれた。
それもそのはず、彼女は輝く美貌の持ち主だからだ。
雪のように白い肌、
真っ白な白髪は光があたる度に輝き、
サングラスで隠れているにも関わらず確認できる整いすぎた顔のパーツ、
可愛らしい桃色の唇は弧を描いていた。
彼女の一つ一つの動作に惹き込まれるよう、ほぼクラス全員が彼女を見つめていた。
強く、美しく、優しい彼女は、他クラスからこう呼ばれていた。
『真っ白少女』
と。
この時、少なくとも教室にいた全員の中、誰一人として彼女を呪術師とは疑わなかった。
ヒーローの卵の中に紛れ込んだ一人の呪術師。
そう、この真っ白少女こと五条Aは、ヒーロー科の護衛兼潜入任務をしています。
『 真 っ 白 少 女 は 呪 術 師 で し た 』
＿＿＿＿＿＿＿
プロローグみたいになっちゃいました…、すみません。
順位ありがとうございます！
お気に入り登録の通知が来る度ビクビクしてました()
沢山の方に読んでいただけて嬉しいです！ ご期待に応えられるよう、頑張ります。
リクエスト受付中です、ジャンジャン送ってくださいね！
流羽
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スイちゃんですよ〜☆ - コメント失礼しますm(。_。)mﾍﾟｺｯ単刀直入に言いますと、最高に面白いです!!!!更新無理せずファイト!!!!です(´Д｀) (2023年1月6日 18時) (
レス) @page8 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
空音(プロフ) - いつでも帰ってきてええからな (2022年12月10日 14時) (レス) id: 68d930636b (このIDを非表示/違反報告)
Hydrangea(プロフ) - 凄え殿堂入りしてる。まじ凄えっす。 (2022年11月6日 19時) (レス) id: f957c1afd1 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - うん……面白すぎますね。ギャグとシリアスの具合がすごい良いです。自分シリアスしか書けないので羨ましいです……← 文才が凄いので眩しいですよ← すみません、語彙力がちょっとアレすぎて伝わらないかもですけど() 更新楽しみにして居ます！ (2022年11月3日 17時) (レス) @page7 id: 0305ea1ecf (このIDを非表示/違反報告)
流羽(プロフ) - Cassandraさん» あ、ありがとうございます〜！ ちょっと公開してみました。一週間程、放置するのでコメ返できません。が、頑張ってきます。 (2022年10月30日 18時) (レス) id: ad05ab662e (このIDを非表示/違反報告)
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