甘酸っぱさ80% ページ9
ある日の放課後
「おい、A。」
帰りのホームルームが終わったあと、私は堅治に呼ばれた。
『んー?どしたー?』
「今日の放課後さ、お前ヒマ?」
『暇っちゃ暇だけど??』
「暇なら、部活やってるとこ見に来いよ。」
『え?!いってもいーの??』
なんと、部活の様子を見にこないかとお誘いが、、、
「別に、俺は見に来て欲しいわけじゃねーけど」
「前に、バレーちゃんと見たいって言ってただろ。」
私が前にポロッ零した話を覚えてくれてたのか。
『分かった。見に行くね!』
「じゃあ、先いってるから。体育館来いよー」
こうして堅治のいるバレー部活を見ることになった。
――――――――――――――――――――――――
バンッ バシッ
「二口ナイスー!」
「今日は随分と調子いいな。」
「うるせぇ。」
すごい、かっこいい。
いつもの堅治とか違う真剣にバレーをやる姿に釘付けになった。
私は体育館の2階でバレー部の様子をみていた。
しばらくして、堅治がこっちを向き
「A!俺の活躍、ちゃんと見とけよ!!」
とイタズラな顔をして笑った。
「/////!!」
反則だよ、、、
あんなかっこよくて、真剣な姿みたら惚れ直しちゃうじゃん!!
しかも、大きな声で名前を叫ばれるから色んな人に見られてしまった、、、
(やっぱ、堅治ってかっこいいなぁ〜)
(けど、モテるんだろうな、、、)
嬉しい反面、少し複雑な心境で心がモヤモヤしながら私は堅治がバレーをやる姿を眺めた。
堅治に部活を見に来てと誘われ、バレーをやっている姿を初めて見た日。
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
TYONNPO - いい話で、読みやすく面白かったです! (2022年3月4日 19時) (レス) @page14 id: 8ff20cfba0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - kanaさん» わわわ、kanaさんコメントありがとうございます!やっと完結させることが出来ました(*´ω`*)二口くんのイケメンさが表現出来ていたのならよかったです(∩´∀`∩) (2021年6月13日 17時) (レス) id: a1a56db41d (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - ぴっぴさん、完結おめでとうございます!(*^^*)にろちゃんイケメンすぎでした(*^_^*)お疲れ様でした!(*^^*) (2021年6月12日 21時) (レス) id: f10d79eed1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年5月24日 16時