49.暖かい ページ5
Aside
やったぁぁ！！一緒にお食事…！！
幸せだなぁ
前にパールが無造作に、
後ろの首辺りに黒のリボンが付いたふわふわな真っ白なニットワンピース、
レース柄をあしらった暗めの茶色のタイツに着替えて
ふんわりとしたメイクをする。
唇には優しいピンクのグロスを。
髪形も整えてバッグを肩に掛ける。
ちょっと足が冷えそうだなぁなんて思いながら時計に目を移す。
20分前。
「……よしっ 家の前で待ってよ。」
靴はリボンの付いたパンプス。
初めてのデートなので緊張してる。
早めに出よう…！！
あぁぁそわそわする…！！
服変じゃないかな…？？
ドアを開ける。
「…あれっ！？翔太！？」
そこには腕時計をちらちら確認する翔太が。
天「ん…？？あれっ！？Aちゃん？！
まだ20分も前だよ？」
「翔太こそ！
ごめんね！いつから待ってくれてたの？？」
天「ううん、今来たところだから…！！」
「そう？なら良かったけど」
これって待ち合わせしてるカップルのお約束だよね…！！
はぁ…どきどきする…。
天「ちょっと早いけど行こうか！」
「うんっ！」
そもそもお夕飯なのに6時に迎えに来てくれるのってちょっと早いよね…？？
何を期待しているのかなぜかわくわくする。
天「ちょっと歩くけど大丈夫？」
「大丈夫だよ！」
…………
……………な、何話そう…！！！
’
’
ぎゅっ
翔太の大きくて暖かい手が私の手を包みこんで優しく握る。
「！！？///」
ちょっと恥ずかしいけど握り返す。
天「Aちゃん…っ///」
そうすると今度はまた翔太が
握っていただけの手を解いて指を絡める。
「翔太…！！
……すき///」
天「僕も…///」
「えへへ…っ、嬉しい…！」
よそから見たらいかにもイチャイチャしてるリア充にしかみえないかもだけど、
何て言えば良いかな…。なんかとっても暖かい気持ち。
俗に言う『恋人繋ぎ』のままで駅まで歩く。
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たらもるた(プロフ) - りんご飴さん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！嬉しいお言葉、恐縮です･･･！！あんスタとおそ松さんの方も見ていただいているのですね！嬉しい限りです･･･！ (2016年4月17日 18時) (
レス) id: 9a53e2b6bb (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - 完結おめでとうございます!!面白かったです! おそ松とあんスタと見たときむせました← そっちの方も拝見させていただきます!! (2016年4月3日 18時) (レス) id: e8829bd55c (このIDを非表示/違反報告)
azusa(プロフ) - ありがとうございます！はい！頑張ってください♪ (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4e8211676d (このIDを非表示/違反報告)
たらもるた(プロフ) - azusaさん» ずっと見ていただいてもらってありがとうございます！！合格おめでとうございます！嬉しいお言葉を・・・！頑張りますね！ (2016年1月31日 15時) (レス) id: 9a53e2b6bb (このIDを非表示/違反報告)
azusa(プロフ) - 去年からこの作品をずっと読ませていただいて、とても受験の励みになりました！！この小説に元気をもらったから勉強も頑張れて高校に受かることができました！これからも応援してます！ (2016年1月30日 11時) (レス) id: 4e8211676d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらもるた | 作成日時：2015年10月26日 22時
