55.まさかの…？！ ページ11
よし…着いた…
けど、とにかく起きてもらわなくちゃ。
天「おーい、Aちゃん！」
……。
天「Aちゃんー！」
「ん………っ」
ふにゃっとした声でお目覚め。
天「おはよう。」
ふふっ、可愛いなぁ
「ふぇっ…！？
ここ、どこ…っ？？」
天「Aちゃんのお家の庭。」
「なんで…っ？？」
起きたばっかりできょとんとしてる。
天「起こしたけど起きなかったから可哀想だしおぶってきたの。
ごめんね。」
「うそ…？！
わぁぁ恥ずかしい……／／／でもありがとう。」
天「ふふっ、どういたしまして。
降ろすよ？」
「うん」
ゆっくりしゃがんでAちゃんを降ろす。
そっ、と地面に足を着いたAちゃんはジャケットを返してくれた。
天「じゃあそろそろ帰るね。
おやすm」
「まって…！！」
食い気味で服の裾を掴んで止められる。
天「…っと？！」
「しょうたぁ……っ
寂しいから…っ、来てっ…。」
上目遣いで潤んだ瞳で。
その表情、反則ですね…。
そっか、独り暮らしか…。
夜だし怖いよね。
でも、それはいいのですかね？？？
天「でも…いいの？？」
「うん…っ」
安心したように笑顔になる。
天「じゃあ。」
「ごめんね、ありがとう。」
天「ううん、こちらこそ。」
ぎゅっと袖を掴まれたまま玄関へ。
天「お邪魔します。」
「どうぞっ！」
ぱっと明るくなりリビングに案内してくれる。
広くて整ったインテリアの綺麗な部屋。
「わんちゃんが隣の部屋に居ますがそんなに鳴かないのでお気に構わず…！！」
天「大丈夫ー、うちのルアはよく吠えるから…w」
「どうぞ、座って…！」
ソファに腰かける。
飲み物を用意してくれるみたい。
天「あ、お気に構わず！」
「ううん、良いの！
暖かいココアどうぞ。」
天「わぁ！ありがとう！」
………………………………
少し沈黙が続いてから、
Aちゃんはなにやらもじもじして、
「き、今日泊まれますか…っ？？」
突然の。
天「えっ！？
僕は良いんだけど……！！その、女の子のお家だし…！！」
「翔太が良いなら泊まって欲しいの…！！」
そんな目で見られると…！
天「じ、じゃあ。」
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たらもるた(プロフ) - りんご飴さん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！嬉しいお言葉、恐縮です･･･！！あんスタとおそ松さんの方も見ていただいているのですね！嬉しい限りです･･･！ (2016年4月17日 18時) (
レス) id: 9a53e2b6bb (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - 完結おめでとうございます!!面白かったです! おそ松とあんスタと見たときむせました← そっちの方も拝見させていただきます!! (2016年4月3日 18時) (レス) id: e8829bd55c (このIDを非表示/違反報告)
azusa(プロフ) - ありがとうございます！はい！頑張ってください♪ (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4e8211676d (このIDを非表示/違反報告)
たらもるた(プロフ) - azusaさん» ずっと見ていただいてもらってありがとうございます！！合格おめでとうございます！嬉しいお言葉を・・・！頑張りますね！ (2016年1月31日 15時) (レス) id: 9a53e2b6bb (このIDを非表示/違反報告)
azusa(プロフ) - 去年からこの作品をずっと読ませていただいて、とても受験の励みになりました！！この小説に元気をもらったから勉強も頑張れて高校に受かることができました！これからも応援してます！ (2016年1月30日 11時) (レス) id: 4e8211676d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらもるた | 作成日時：2015年10月26日 22時
