【HQ】Q.悪女に依存されたらどうすればいいんですか。

依存「八話」 ページ12

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『ごちそうさまでした。』

あ、そーえば卵焼き日向にあげるの忘れてた。今日は疲れ過ぎてたから。許せ日向。

明日あげる。多分。


「相変わらずあんま食わねーな。だからそんな細いし小さいんだよ。胸とか。」

『死 んでください。』
「却下します。」


さりげないセク ハラですよ。

ちっ、新聞部に匿名で言ってやる。
会長に汚名着せてやりますよえぇ。

「なんか悪寒が…。」

『馬鹿は風邪引かないんで大丈夫スよ。』
「なんだとゴラァ？！」


『あ、そろそろチャイム鳴るな。』

「無視か！」


変態生徒会長を無視し、扉に手をかける。
後ろを向いて、


『いつもありがとうございます。』
ふわっと軽く笑った。


そのまま生徒会室から出て行った。
赤葦のくせにぃぃぃとか叫んでるなー。

なんやかんやで友達が多いあの人がいつも生徒会室でお昼を食べてるのはわたしの為だ。


お人好しだなー。

まぁそうなるよう調 教したんだけど。わたしが。
所詮兄弟だからね。遺伝子は同じだ。
兄さんも光太郎さんをそうして操ってたから。

兄に似ましたよ。



…まぁ、嫌いではないですけど。
影太郎さんと居ると落ち着くし。

なんだろ…アニマルセラピー？

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