陰キャですので。【d!】

＊ ページ35

Aside

時は経ち次の日の朝
ルイが風邪をひいたので1人で登校している。

zm「A!!おはよう!!」
『元気やな。』
zm「元気やで!!あれ、ルイは？」
『風邪だよ。』
zm「マジで？お見舞いに行かないと」
『行かんといて』
zm「なんでや？」
『ルイの風邪がゾムにうつるかもしれんし、看病は俺がするから』
zm「そか……」

少し残念そうな声で言うゾム。
少しやり過ぎたか？そう思いゾムの顔を覗く
そこにはゾムの悲しそうな顔＿。ではなく、
嬉しそうな顔があった

『なんや、嬉しそうな顔して』
zm「いや、見舞いに行こうとした時にAが俺に風邪がうつるかもしれんとか言って心配してくれたのが嬉しくてなぁ」
『はぇー』
zm「自分で聞いた割には反応薄いなぁ」
『そうか？』
zm「おん、んで忘れてるかも知れんから言うけど」

そう言い綺麗な翡翠色の瞳で俺を見つめる

『なんや？』

焦りを隠すように仮面を付ける。
なんか嫌な予感がするんだよなぁ……
とかいうフラグをたてる。

zm「俺がA好きなのはホンマやで？」

そのセリフで顔に熱が集まるのがわかる。

フラグ回収したわ……

zm「必ずAを惚れさせたるからな!!」

そう言い走って行ったゾム

俺はその場で顔を赤くし突っ立って居た。

＊→←＊

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