Personaの沈黙.2【JK】 (ページ36)

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そっと目を開けるといつの間にかホテルの部屋で寝ていた。
誰が運んでくれたんだろ。

昨日色んな事が起こりすぎて涙が止まらなくて、確かメンバーの皆さんが心配して声掛けてくれてて…

泣き疲れて寝ちゃったのかな……。

ベッドの傍の机を見るとメモ用紙が置かれていた。

「おはよう。冷蔵庫に保冷剤入ってるから目冷やすのよ。私は他の部屋にいるから心配しないでね。」

きっとナウンオンニは私の昨日の様子を見て気を使ってくれたんだろう。

冷蔵庫を見ると書いてあった通り保冷剤が入っていた。
テレビをボーッと見ながら保冷剤で目を冷やしていると

リーンゴーン

と、これまたお洒落なチャイムが部屋に鳴り響いた。

こんな朝になんだろう。とドアのそばまで行くと

「朝ごはん届けに来ました～」

との声。
何故に韓国語？
ああ、BTS関係者だから韓国人だと思われたのかな。

朝ごはんを部屋に届けてくれるなんてすごいホテルだなぁ。
あ、ナウンオンニが届けるようにしてくれたのかな？
本当にいい人だなぁ。

保冷剤で目を冷やしたままろくにスコープも覗かずドアを開けた。

「は～…い…？」

ドア開けたらなんか入ってきたんですけど！？