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｢どうして、僕の足枷を外したの？｣
久々に出した声は自分のものとは思えない程掠れていた。
｢…面白そうだったから？｣
一体何を考えているんだこの男は。
｢でも、鍵は？｣
｢そんなの担当のやつを僕の可愛いライオンくんと遊ばせようとしてあげたら直ぐに投げたよ笑｣
無邪気な笑顔でそう言うこの男。
危険すぎる、
｢あ、そうだ！｣
｢…君もさ、僕達の仲間になろうよ！｣
｢…仲間？何の話？｣
｢こんなサーカス団なんて早く辞めちゃいたいでしょ？｣
そんなことを馬鹿でかい声で言うこいつは本当に馬鹿なのか？
｢V。お前声がでかい。｣
やっぱり俺と同じ事を考えている人も居たようだ。
｢あ、SUGAヒョン｣
続く
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作者名：ぱくみ | 作成日時：2019年3月28日 3時
