ぼくら、すんでいーい？ 【歌い手】【そらまふうらさか】

夢？ ページ34

「……うーっ、届かない…！」



掃除中なのですが、なぜかさっきからいつもは届くところが徐々に届かなくなってるような…。

手のひらを見てみるとなんだかぷにぷにのちっさな手。

「…あれ？」



ブカブカの服。明らかに縮んでいる。

「ちょ、どーゆーことっ！？」

暴れれば暴れるほど、体は縮んでいく…


履いていたズボンと下着は大きくて脱げ、パーカーだけになってしまった

その瞬間、ふわっと体が浮いた。

「…あー！やっぱ大竹さんだぁ！」

「ってか、逆になってる…」


そして誰かの胸の中に抱かれた。私は慌てて必死に上を向いて顔を確認する

あ、結構前に会った二人だ…

ってなんで家にいるの？！怖いっ！！不法侵入！！通報！！！

ぽろぽろと涙が何故か止まらない。

そしてわけも分からないことを口走った。


「やだぁ…こわいよぉ！はなして！まま！」


「大丈夫だよ〜！あ、じゃあ今日から僕がままだよ！まままふ！」

「…「ま」が多い。じゃあおれは、ぱぱそら？」


まままふとぱぱそら。

……なんか安心する。眠い…


「ままみゃふ…ぴゃぱしょら…」


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「…あ、ねた。やっぱ可愛いじゃん。Aちゃん。」

「ってかなんで俺らこんな状態なの」

「わかんないけど、かーわいっ！」


そう言ってまふまふはAの頬をつつく。


「あと二人は？」


そらるさんがちらっと寝てる布団を見ると、目を擦りながら起きていた二人。


「ふわぁ〜…わ、戻ってるし…」

「……んー…あ、まふまふさんが言ってた子ってこの子？？」


その後ひたすら4人でAの頬をぷにぷにしたとさ。

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