Level 18 ページ19
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普通こーゆーのなら、選択肢あるだろ？
逃げるとか、逃げるとか、逃げるとか･･････
何で、問答無用でバトル持ち込むんだよ！！！
刀を向けてくる赤髪。
その目はギラついている。
「おい赤髪、俺たちの家族に手出す気かよい」
「俺はその帽子さえ返してもらえればそれでいい。だが、断られたからには、力づくで奪うまで」
マルコの静止も無駄だったようで、赤髪に引く気はないようだ。
「A、さっさとその帽子渡しちまえよ。四皇がぶつかりゃ世界が荒れる」
サッチさんがそう諭してくる。
ヨンコウって言うのが分からないが大勢力なのだろう。
そこまでの人が欲してるとしたら、余計に手放したくなくなる。
「これは･･････俺の帽子だ！！」
「なら奪う」
赤髪が刀を振ったのを平然と避けた俺の体。
さすがバトルモード！
懐に飛び込み、触れようとするが避けられる。
が、代わりに俺の胴に向かって来た赤髪の刀に触れた。
「･･････！能力者か」
紙になった刀を見て、地面に捨てる赤髪。
「･･････赤髪！もしかして、その帽子の持ち主だっていう船員、セドリックって言うんじゃねぇのかよい！」
唐突にマルコさんがそう叫んだ。
セドリックって、この帽子の持ち主の故人だろ？
何でセドリックが赤髪の仲間･･････
･･････ああ、なるほど。
つまり、赤髪はこの帽子があの婆ちゃんたちのもとに届いてないって思ったかもしれないってわけか。
「ああ、そうだ。マルコなぜそれを･･････もしかして、超能力者か？」
「違うよい！！」
赤髪って案外天然なのかもしれないと思いつつ、バトルモードが終わったのを肌で感じた。
「赤髪、あのさ、この帽子、セドリックって人の甥っ子(？)から預けられたんだ。小さい家に置きっぱより、海に連れ出してほしいって」
俺の言葉に目を丸くする赤髪。
「てっきり俺は、アイツの遺言を守れなかったのかと思ったが･･････そうだな。悪かったな、兄ちゃん」
「いえ、俺は別に」
Resetと唱えて刀を元に戻して赤髪に渡す。
［アイテム セドリックの帽子のサイドストーリーを見ますか？］
いいえ
▶︎はい
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り - おおおおお更新だびっくりした (11月25日 22時) (
レス) @page39 id: d4ef9d6783 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう - yuiさん» キャラクターやら文才やら、沢山の褒め言葉、大変恐縮です･･･応援ありがとうございます！ (8月2日 21時) (レス) id: 496ebaee13 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう - 北岳さん» ありがとうございます！頑張ります！ (8月2日 21時) (レス) @page35 id: 496ebaee13 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 導入が天才的すぎる……！！ こんな文才と語彙力が欲しかった！ ツンデレ味と天然味のある夢主くんかっこ可愛いです！！ 作者様のペースで、更新頑張ってください！ 応援しております！ (8月2日 19時) (レス) id: 02206b89b3 (このIDを非表示/違反報告)
北岳 - とっても面白いです！！更新まってます！！ (7月31日 18時) (レス) @page36 id: daf41a73a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶどう | 作成日時：2022年7月20日 16時
