深夜に、 ページ39
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その後にソアオンニが帰ってきて、栄養ドリンクと頭痛薬を渡された。
どうして体調が分かったのか聞くと、飛行機に乗っている際に寝言で具合が悪いことを呟いていたらしく、さっきまでドラッグストアに行っていたらしい。
SA「明後日忙しくなるのに、体調悪くしたら仕事出来なくなるでしょ！？具合悪かったら言いなさい！」
「すみませんでしたぁ。」
オンニに無理やりベットに寝かされ、薬を飲まされ、ゼリーを飲まされた。
SA「しっかり寝るのよ？？また具合悪くなったら言うのよ？私ここにいるから。」
「はい。何から何までありがとうございます。」
SA「ほんと、あんたって見た目とのギャップが凄いよね。」
「そうですか？」
SA「なんか見た目は大人っぽいのに、中は子供っぽいのよ。あ、ほら、名探偵コ○ンみたいな」
私は名探偵じゃない。
オンニの言動が可愛くて、笑ってしまいそのまま眠ってしまった。
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「ん……」
目を開けると、暗い天井がうっすらと見えた。
ボーッと起き上がり、辺りを見る。
ソファの上には、背中を丸めたソアオンニがいて静かに寝息が聞こえてくる。
そっか、私寝たんだ。
スマホを見ると今は深夜の2時で、寝る前は7時だから…あ、結構寝たな。
とりあえずベットから出て、ソアオンニに毛布をかける。
テーブルを見ると色々な化粧品があって、寝るまでずっとメイクの準備とか確認とかしてたのかな…としみじみとオンニのメイク愛に凄いなと思う。
よく寝たから頭も冴えてきた。
なんか、お腹も空いてきた。
ここら辺に、コンビニとかあったっけ…
スマホと財布を持って、部屋を出る。
夜中だから、人も少なくて静かだ。
「……あ、」
外を出てコンビニを探そうと周りを見ていると、見覚えのある3人組がいた。
楽しそうに笑っているのが静かな駐車場に響いている。
…こんな所で笑ってたら、近所迷惑だろ…
ボーッと3人組を見ていると、私に気づいたのか手を振ってきた。
JN「Aじゃないかー！！あっひゃっひゃっ！！」
JK「なんでこんな時間にいるんですか？危ないですよ。」
それは、私が言いたい。
こんな時間に世界を股に掛けるK-POPアイドルの人がこんな所にいたら、襲われるだろ。
あっという間に私のところに来て絡んでくる、ジンさんジョングクさん、そして
JM「また会いましたねヌナ♡」
ジミンさん。
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作者名：M.R | 作成日時：2020年4月5日 2時
