視線と睡眠不足 ページ32
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あれから2ヶ月がたち、ジミンさんとはあの日以来会っていない。
その理由は今日からワールドツアーが始まるからだ。
ジミンさん達はライブのために毎日毎日練習をしていて、私は本職は通訳士で事務所のオフィスに引きこもってライブのトークの翻訳をしたり、ライブ会場の関係者との打ち合わせの通訳をしたりしていて忙しかった。
BTSさんの語学の授業などは他の通訳士の方に来てもらってやっていたらしい。
まあ、会ったら会ったでなんだか気まずいし、ジミンさんって何考えているか分からなくて本能的に逃げそうになってしまう。
今回のツアーは、アメリカから始まる。
空港に行く前にBTSさん、スタッフ全員集合する。
オンニたちと一緒に話していると、なんだか視線を感じる。
…うん、気のせいかな？
周りを見ても誰も見てないし、気のせいだ。
また、オンニ達と話していると冷たい視線がまた突き刺さって、ブルっと鳥肌が立った。
「！！？」
またキョロキョロして周りを見渡しても誰も私のことなんて見てなくて
…気のせいか。
眠いし、飛行機乗ったら寝よう。
あくびをひとつして、車に乗った。
SA「ちょっとあんた、クマあるじゃない。これから忙しくなんのに今疲れてたら倒れるわよ。」
「え、ほんとですか？飛行機で寝ます。」
JA「そんなので疲れが取れるわけないだろ〜」
SA「また痩せたんじゃない？」
「え〜どうでしょうか。あでも、最近おにぎり生活だったような。」
JA「あんた元から痩せてんのに、残ってんの骨しかないんじゃない？とりあえず栄養ドリンクわたすわ。」
「わーいありがとうございますオンニ。」
オンニから栄養ドリンクをもらい、空港まで少しだけ眠った。
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JM「……」
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作者名：M.R | 作成日時：2020年4月5日 2時
