尽くす -JIMIN- ページ17
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今から13時間前。
JA「ちょっとA？！どうしたの！？」
後ろからジアヌナの言葉が店に響いた。
振り返ると、倒れているAさんがいた。
ジアヌナが体を揺らすも微動だにしない。
え？
さっきまで普通だったよね？
なんで？
JM「Aさん！」
すぐにAさんのところに行き、近づいた。
苦しそうな感じはなく、普通に寝ているようだった。
呼吸も整っている。
失神？
何かの病気？
眠っている顔を見ると綺麗で、焦る感情が溶けるようだった。
SA「ああ、多分A普通に酔って寝ちゃったんだと思うわ。酔ったら眠くなるって言ってたから。」
JA「ええ？！そうなの！！？バタって倒れたから死んだんかと思ったわ！！」
JH「さっきまで泣いてたのに笑。
赤ちゃんみたいだね笑」
なんだ、よかった…。
ほっと安心して、力が抜けた。
Aさんを離したくない。
消えてしまったら、僕は気が狂うと思う。
JA「んー、でもなかなか起きんなあ〜。会社で寝かせるか！！！」
SA「そうね、タクシー拾って会社まで運びましょ。私が運ぶわ。」
JM「僕が運びます。」
気づいたらそんなことを言っていて、ヌナ達はびっくりしてた。
好きだと分かったら、彼女を離さない。
俺がAさんの全てを尽くしたい。
近づきたい。
SA「何言ってんの？ダメよ、記者とかarmyに見つかったらどうなるのよ。」
俺がAさんのことが好きっていうのは、ヌナたちは前から分かっていたらしく、応援してくれた。
でも、それを外で知られたら傷つくのは俺だけじゃなくて、Aさんもだ。
JM「分かってますけど…、」
JN「ヤー、いいじゃない。バレなかったらいいだけなんだから、それにAは見た感じ男っぽいからバレないよ。ジミナの恋、応援しようよ笑」
…なんかフォローしてくれてるけど、Aさんのことけなしてる感じがするんだけど
TH「そうそう！見つかったら、彼女は男ですって言ったらいいんだよ！」
JK「彼女と言ってる時点で、バレてますけどね。」
TH「あ」
SA「はぁ、分かったわ。ジミン、会社まで寝かせてあげて。手出したら殺すわよ。」
JA「お前、口悪いな。」
JM「はい。ありがとうございます、ヌナ。」
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作者名：M.R | 作成日時：2020年4月5日 2時
