危険な男 ページ4
side無し
ゼ 「来たかオビ...兄上から、聞いた話を二人にしていたところだ
それでその男だが、あまり良くない噂があるらしい。権力を手に入れる為には、手段は
選ばんらしい。 その男の事は兄上が調べさせると言っていた
またイクミに接触してくるかも知れんから、気を付けろとも言っていた」
オ 「そうですか...キキ嬢イクミの様子はどうでした?何か言ってました?」
キ 「いや...何も ただずっと泣いてたよ。あんな酷いこと言われたんだ、傷ついてる
これに関しては、オビに何とかしてもらうしかないんじゃない?恋人なんだし」
ミ 「そうだな...オビ頼んだぞ」
オ 「任せてくださいよ♪俺の愛をたっぷりと感じて貰いますから♪」
*****
ハ 「イザナ様 調査部から報告が上がってまいりましたのでご報告を。名前はシエル..ーー」
イ 「なるほどな...一番最初にイクミをダンスに誘ったアラン家とはライバル関係にあると...
その他の同等の家もライバル視しているんだな。」
ハ 「そのようです それと将来有望とされていた子息が謎のタヒを遂げた事件もあり、そのタヒに
関わっているとも噂されているようですが、決定的な証拠はないようです」
イ 「過去の事はどうしようもないな...この先悪さをしないか監視させろ 何かあれば報告を」
*****
シエル家
執事が紅茶を運んできた
執 「シエル様夜会はいかがでしたか?イクミ王女とはお近づきになれましたか?」
シ 「あぁ、一曲お相手頂いた。その時俺の気持ちも伝えたからな♪印象付けられたろうよ」
執 「おやまぁ!それはようございましたね 是非シエル様の伯爵婦人に迎えたいですね」
シ 「あぁ...だが俺の物にならずに、他の奴らが選ばれれば地位が揺らぐからな...
その時は、王女を消せばよいか もとは王女など存在してなかったのだからな」
執 「......」
*****
イクミの部屋
コンコンコン
オ 「イクミ嬢入るよー」早朝の為、まだ寝ている事を加味して声量を抑え声をかけた
オ 「起きてたんだね♪おはようイクミ嬢」
ベッドに上半身を起こした状態で、下を向いているイクミの頭にオビは手を置いた
オ 「イクミ...前みたいに朝日見に屋根の上行こうか♪」
イクミは反射的に顔を上げ見た、オビさんの顔が優しくて泣きそうになった
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作者名:193 | 作成日時:2023年5月2日 17時