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＊
それからというもの、彼女の人生には
お日様かんかん照りでした。
綺麗な光、薄色の光がいつも頭に……
なんでかって｢風船｣のおかげです。
そう、風船は彼女に光を提供していました。
とある日、Pipiは催された
自分の誕生日会の帰り道。
始めて口に入れたパイは美味しいのなんのって。
そう呑気に歩くことはや10分、
彼女の風船に何か黒いものが集まりました。
そう、そう。
ゴールデンフラワーと一緒に流れたご苦労鳥…
ご
つまらない冗談はさておいて、
彼女の風船をぐるぐる回る5羽のカラスは、
キラキラ光る何かに心奪われて。
ついにぷっつん。
｢……!｣
Pipiが声も出ない内に、
風船の照明は無くなりました。
カラスが急に飛び散ると、
Pipiに気付く神様は減ってしまったのです。
今日友達になった子、昨日の先輩、
一気に0になりました。
つづく
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作者名：Patricia | 作成日時：2018年5月12日 20時
