６時、マゼンタ、彼女は知りたがり。【Kamuitale】 (ページ4)

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研究論文ページ4

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さぁ、と血の気が引くのが分かったら、
どうしようもないのがHotlandの住人。

逆に娯楽が無いとどうしようもないのが
あのSnowdinの住人。

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Mirzeはその時、パンを齧って仕事していた。
何のジャムもバターもないパンでも、
空想の力を使えばブルーベリージャムも無料で
塗れるわけだ、かなりの得をしていた。

彼女は無論、研究論文を執筆中。
何で朝っぱらからこんなことしてるのかって
気をまぎらいたかった、その１つ。

『聞いたかよ、Snowdinで神様が殺られたって』
『んな物騒な。一体誰だ？』

宮殿はその話題で持ちきりだった。
うるさいほどに神々は喋り倒す。

『何でも通り魔事件らしいぜ。
切傷がでこぼこして一直だったから凶器は
斧だろうってみんな言ってる』
『俺らも時期に狙われるかな。
そこのバー、開いたこと一度しか見なかったし
惜しいことしたなぁ』

みんな個人主義ね、Mirzeは毒づいた。
そんなこと考えながら死ぬ馬鹿がどこにいる。

『だとすれば今度はロイヤルガードだな。
俺、早いとこ人間に俺を拝ませたいなぁ』
『そんなん俺だってよぉ……
はぁ、カフェで働いてる友人に包丁捌きを
教わってた方が良かったなぁ』

「教わってどうするつもりなの？」

『そっりゃあ、ロイヤルガードに加勢だな!!』
『おい阿呆、お前自主防衛が先なんだろ？
隙有らば階級を上げて直属科学者にだろ』

「そう、せいぜい頑張りなさい」

喋っていた神々は凍りついた。
直属科学者をズルで狙おうと、今しがた
現役の直属科学者にきかれてしまったからだ。
別にこの職務を誇りにも苦にもしないMirzeは
そんなことより別の話が引っ掛かった。

が、訊くのをやめた。
今しがた神様の＿＿