今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:2,032 hit
小｜中｜大
有限の現-6 ページ37
*
*
｢仕返しのつもり？｣
｢まさか、早とちりしないでよ｣
空き家の一角で柱にもたれ掛かったRimusが、
そして焼け紙束を持ってRightが座っていた。
外は黒い雨が激しく降り付け、雨音がうるさい。Rightは紙束を握り締めながら震えた。
｢しかしどうしてその姿なの。
君、強い奴が死んでラッキーって
言ってた気がするんだけど。｣
｢ま、結論から言えば恨みを勝っていたんだ、
あの体はね。しかも女の恨みをだよ。
必然的に変える必要があったんだ｣
おちゃらけた様に喋る彼は、紙束をやはり、
握り締めながら丸くなった。
大丈夫だよ。私達はゲームの中では
一番強くて一番の悪役なのさ。
全部そうPlayerが決めたんだ。
大丈夫、私に正義ぶる理由は無いからね。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←有限の現-5
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Анжелика(プロフ) - しおらーさん» ありがとうございますq(^-^q)がんばります！ (2018年8月11日 11時) (
レス) id: bffa3645ba (このIDを非表示/違反報告)
しおらー - ホーム画面可愛いですね！続き待ってます！ (2018年8月11日 9時) (レス) id: 20fea025ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Patricia | 作成日時：2018年5月16日 19時
