心臓の夢-5 ページ29
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鳥になりたいのにみんな僕を
応援しないんだから
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｢夢を食べてずっとここに居たいんだ、僕は。
確かにRimusも皆もいないけど、
僕の顔見知りの夢を喰ってしまえば、
僕と一緒にここにいられるだろう…｣
そこまで話終えたliarは
またエコーフラワーをつかみ始めました。
顎からエコーフラワーの蜜が垂れています。
僕は夢とは何か、liarの真似を
してみようと思いました。
『4/6の暖かい春。君と一緒にいられるように』
噛み砕かず胃の中に入れた僕は
なんとなく把握して、
僕はごめんなさい、と呟いてその場を
後にしました。
ここはWaterfallの出口であり、ゴール。
明らかに『GOAL』と掲げられた看板の下には
点々とした星空も見えます。
自分が誰か確信を持たなくちゃ通れない、
まるで不思議のアリスみたいだ、と思った。
そこまでふと思った瞬間に、
僕の中にすとんと疑問が落ちてきました。
『ボクの名前はなんだっけ』と。
liarもfiraも呼んでくれた名前が
思い出せないのでした。
そもそも僕は呼ばれたのか、それすら。
逃げたくなってfiraの所に走りました。
不思議の国のアリスだったら、
きっとここで思い出していたのに。
僕はもう自分が誰だったか分かんなかったんです。
息もきれぎれの僕を、firaは認めました。
するといつもの顔でfiraは言いました。
｢自分が誰か分かんなかった、だろう？｣
｢お、お願いfira!僕の名前を呼んで!｣
必死の懇願の後、firaは静かにいいました。
｢僕はね、君のゲームに関する『答え』を
あげてはいけないルールがあるんだ｣
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Анжелика(プロフ) - しおらーさん» ありがとうございますq(^-^q)がんばります！ (2018年8月11日 11時) (
レス) id: bffa3645ba (このIDを非表示/違反報告)
しおらー - ホーム画面可愛いですね！続き待ってます！ (2018年8月11日 9時) (レス) id: 20fea025ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Patricia | 作成日時：2018年5月16日 19時
