心臓の夢-3 ページ27
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僕はまた一人なんだ。
君のせいだ君のせいだ君のせいだ
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ここを歩き回って分かること、
それは僕ら以外の生命体がいないことでした。
エコーフラワーすら枯れたWaterfallとは、
雨の神様はもういないんでしょうか？
変に緊張して僕は右に、左に、前に……
行き当たりばったりで歩いていくと、
今度は何かに鎌を掛けられそうになりました。
『振り子の様に鎌が仕掛けられている』
メモを取ったら僕は走りました。
今度は知り合いでした。
有名なliarが何か聞き取れないような声で、
そしてエコーフラワーをむしゃむしゃと。
花弁を呑んで胚珠を食べかけた時、
ペッと吐き出して、
｢これも違う｣
とまた別のところに行くんです。
よく考えれば今までのエコーフラワーは
枯れていたんじゃなく枯れさせられたのか。
そんな酷い奴だった記憶もない彼に、
僕は肩をつまんで話しかけました。
｢ここで何してるの？｣
｢夢を探してる｣
｢夢?マジシャンになること？｣
｢違う……思い出せないけど
とっても大切なことなんだ。これは…｣
言った側から彼はエコーフラワーを口に、
僕は止める術もなくfiraの所に
引き返していきました。
｢お帰り、何か質問したげな顔だね｣
firaは凄いや。
僕は笑って、質問を軽くまとめて聞きました。
｢ねぇ。liarの探してる夢とは何なの｣
｢へぇ。あいつも懲りないの。
夢とは夢だろうね、君も夢があるでしょ？｣
firaは急に聞き返して、
僕の脳は夢について探りを入れました。
｢このWaterfallは見たことあるだろ？｣
｢うん｣と僕が頷いて、
｢ここは夢の集合地なの。
エコーフラワーの胚珠に
閉じ込められた夢の種子が実をつける場所。
きっとあいつも夢を忘れちゃって、
しっくりくるまでああやって歩いてるの｣
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Анжелика(プロフ) - しおらーさん» ありがとうございますq(^-^q)がんばります！ (2018年8月11日 11時) (
レス) id: bffa3645ba (このIDを非表示/違反報告)
しおらー - ホーム画面可愛いですね！続き待ってます！ (2018年8月11日 9時) (レス) id: 20fea025ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Patricia | 作成日時：2018年5月16日 19時
