キャンドルの夢-2 ページ20
*
兄ちゃん？
俺は可愛そうでもないんだぞ?
*
そこにあるのは奇妙な空間だった。
雪は確かに積もっているのに、例え
Calvaryの落書きでもSnowdinと呼べた
ものじゃない世界である。
｢ここはどこだって？Snowdinじゃない！｣
Riihが憤慨してそこら辺に落ちている
どこかで見たようなオブジェクトを蹴る。
するとMeltはこう返した。
｢ここはSnowdinに見えるねぇ。
だって雪が降って森があって……
……君がみてるSnowdinとは違うのかなぁ。
ね、ね、どんな感じのSnowdinだい？｣
＊＊＊
Riihの見る世界は簡単に言って、
一つの美術館のようだった。
ただしそこに飾られるものは
全てパクリものの美術、芸術作品だった。
＿＿どうりでイッタラのグラスがあるわけだ。
Meltはそこまで聞くと、ふぅん、と
曖昧な反応をして見せた。
Riihはそれをどうとも思わず、再び
Meltに幾つか質問しようと思った。
｢ねぇ、どうすればクリアになるの？｣
｢ははん、君の場合はただ単にMeruの
真似事をしてもらうだけだよ。
知ってるでしょ？
えっとまぁね？Calvaryの首を取ったら……
……終わりかな！うん！｣
妙に明るい声音に苛立ちが芽生えたものの、
Riihは次の質問を吹っ掛けた。
｢Melt、君は死んだら何になりたい？｣
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Анжелика(プロフ) - しおらーさん» ありがとうございますq(^-^q)がんばります！ (2018年8月11日 11時) (
レス) id: bffa3645ba (このIDを非表示/違反報告)
しおらー - ホーム画面可愛いですね！続き待ってます！ (2018年8月11日 9時) (レス) id: 20fea025ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Patricia | 作成日時：2018年5月16日 19時
