ありがとう〜貴方視点〜 ページ13
貴)「んっ?」
目が覚めると自室の天井が目に入ってきた
ゆっくり起き上がると
布団にポスンとタオルが落ちた
一瞬わからなかったがどうやら俺の額にかけられていたらしい
いったい誰が・・・
貴)「あっイタリア・・・」
そうだあいつがいたんだっけ
あれでもなんで俺寝てんの?
なぜかリビングから声が聞こえた
俺はベッドから降りて
そっとリビング近くで盗み聞き
俺ん家だしもんくねぇよな
おっとこの声は・・・フランスか・・・
そいや今日飲みにくるとか言ってたなやべぇ
フラ)「・・・さーってお姉さんはおいとましましょうかね」
あっ帰るんだ・・・
リビングのドアが開いた
俺は反射的に壁の死角に隠れた
イタ)「えっでもAに会いに来たんじゃ・・・」
フラ)「あんた馬鹿ねぇ・・・病人に無理に会うわけいかないでしょ」
二人が廊下歩きながらそんな話していた
ほぼ俺は素通りされた
なんか悲しいよこれ
壁に隠れてフランスを見ると
フラ)「今日はワインお預けだったわね」
と悲しい顔してた
申し訳ないなほんとに・・・
イタ)「姉ちゃん帰っちゃうの?」
フラ)「あたりまえでしょじゃイタリアAのことよろしくね☆」
まるで天使のような笑みを浮かべてフランスは玄関から出て行った
イタリアはフランスが出て行ったあともドアを見つめていた
俺は部屋に戻ろうと足音を忍ばせた・・・つもりだった
床がぎしぃといった
さすが築150年の屋敷といったところか・・・
って関心してる場合じゃねぇ!!
俺は恐る恐るイタリアを見ると目があった
イタリアは目をぱちくりして俺を見た
いぎゃぁぁぁ!!死んだ俺死んだよぉぉぉ!!
心のなかカオス
イタ)「A?」
貴)「はっはは;おっおはようございます;」
きっと俺の顔はひきつってるだろうな
殴られるかなこれ・・・
イタリアは俺にゆっくりと近づいてきた
殴られる!?
イタ)「・・・A」
貴)「はいぃ!!」
いや、怒ってね!?これ怒ってね!?
すっイタリアは手を挙げた
そして俺は反射的に目をつむった
ふわっと俺のおでこに手をあてたイタリア
きょとんと俺はイタリアを見つめた
イタ)「熱はないわね・・・でもまだ寝てなさい、てかあんたなんでここいんのよ!」
貴)「えっいや水を一杯飲もうかと!!」
また反射的に敬礼した
イタ)「あたしが持ってくからあんた先にベッド行って寝てなさい」
貴)「あっはい」
なんか・・・イタリアが優しい
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不憫猫(プロフ) - イチゴフラペチーノさん» ありがとうございます!いまがんばってめちゃくちゃかいてます!よかったら続きがあがりましたらみてください! (2017年9月3日 23時) (レス) id: 812ea52127 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴフラペチーノ - 凄く続きが気になる!更新頑張って下さいね! (2017年9月3日 23時) (レス) id: e3c16ab556 (このIDを非表示/違反報告)
雛森姫々(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい!! (2016年6月10日 3時) (レス) id: 18218cb18f (このIDを非表示/違反報告)
不憫猫(プロフ) - ハルカさん» ありがとうございます!がんばります! (2014年12月7日 12時) (レス) id: 783ef31665 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - とってもおもしろいです(≧∀≦) 頑張ってください(*´ω`*) (2014年12月5日 23時) (レス) id: 8cd13822e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不憫猫 | 作者ホームページ:http://id11.fm-p.jp/479/sarapoketto/index.php?nocnt=1&prvw=UkxteHlLOFZhTGRvZ...
作成日時:2013年4月13日 12時