J.WEST 恋愛短編集

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桃side
俺は高校生の時、付き合っていた人がいた。その人は俺より４歳も年上で、大人で。






俺が高校卒業と共に別れを告げられた。けど、俺はどうしても納得できひんくて。






だって、ほんまに俺の事嫌いになったんなら、あんなに辛そうな顔せえへんから。






未だにあの日のしげの顔が頭を離れない。






でも連絡先を変えて、引っ越ししてしまって。だったら最後のあてである、しげの職業を目指した。






いつか、会える日が来るって信じて。そしたら本社への異動が決まった。









そしてそこには、愛しの人がいた。






「しげ…？しげやんな？」






係長「なんや？お前ら知り合いなんか？せやったら重岡、小瀧君を案内してやれ。」






赤「え…」






「よろしくお願いします。」






赤「よろしく…」






しげや、やっぱり。あん時から少し痩せたか？なぁ今までどうしとったん？今は恋人居るん？
色んな疑問が浮かんだ。

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