J.WEST 恋愛短編集

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青side
うわ、目ぇ真っ赤や。






昨日はあのあと思いっきりしげに愚痴って、泣いて。家に帰ってからも泣いて。気づいたら泣きつかれて眠っていた。






メイクさん、上手く隠してくれるよな？






今日は雑誌の撮影。
いつもより早めに楽屋に行って、メイクの人に隠してもらおうと思った。






「おはよー。」






桃「…ん？流星、今日は珍しく早いなw」






なんで望が…あんまし二人きりにはなりたくないのに。






桃「ん？流星、目赤くなっとる。どうしたん？」






なんで気づくねん。






「あー、目ぇ掻いたからかな。俺、メイクしてくるわ！」






桃「待って。流星、嘘吐くの下手やな。ほんまは何があったん？」






「…望のせいやん。」






桃「は？なんで、俺のせい？」






「…望が、照史君の事好きで俺の事なんか眼中に無くて！昨日も告白したんやろ？…なんで、俺やなくて照史君なん。…なんで、ｸﾞｽｯ」






あーあ、こんな形で伝えるつもりなかったんに。望、引いたよな。

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