J.WEST恋愛短編集《５》

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青side
赤「りゅーへー！ほらぁ、もっと飲めやぁ！ほらぁ！」




「ちょ、しげ。そろそろ終わりにせんと、明日に響くで？」




赤「うっさいのぉ！飲むったら飲む！」






あちゃー、完全に出来上がってもうた。弱いしげに飲ませ過ぎた。顔も赤いし、ろれつもちゃんと回ってへん。まぁ、正味かわええんやけど。






「しーげ。今日はもう終わりな？」




赤「やーらー！！返せ！」




「ちょ、しげっ！」




赤「うわぁ！…んん」




「んっ」






しげが俺の方に倒れこんできた。思いっきりちゅーしてもうたし。まぁ付き合っとるからええんやけど、実は付き合ってから初のキスやったり…する。






赤「ぁ、ごめっ//」




「しげ、今日ほんまにどうしたん？最近なーんかよそよそしいし。」




赤「いや、その…」




「んー？」




赤「…流星は、小瀧みたいに、その…甘えられる彼女のが、ええんかなって…けど、俺はっそんなうまく、甘えられへんから…」






しげはぽつぽつと言葉を、真っ赤になりながら並べた。

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