ep.7 ページ8
あちらこちらから、朝の挨拶の声が聞こえる。その中でも俺の耳に入ってくるのは、やっぱり彼の声。
桃「ちょ、流星!立ったまま寝るな!」
青「…んぁ?あれ、もう教室ぅ?」
桃「教室ぅ?じゃないわ!」
女「ヤバイ!望くんと流星くんだ!」
女「かっこえぇ〜」
相変わらずの人気です。
ええなぁ、俺もあんな風に仲良く挨拶とか出来たら…
桃「じゃあな、流星。ちゃんと自分の席で寝ろよな!」
青「…んー。」
ん?なんやろ、こっちに視線を感じる。机に伏せとるから周りは見えんけど…
桃「…なぁ、重岡くん?」
「…へ、うぇあえ!?」
桃「ふはっ、うぇあえ!?ってなんやねん!変なのww」
「いや、びっくりして…」
やばい、バリはずい。やってまさか、話しかけられるなんて思っとらんかったし。穴があるなら入りたい。
桃「…はー、笑った笑った。ごめん、ごめん。笑いすぎたか。」
「い、いや…」
桃「ははっ、あ、せや。重岡君おはよ。」
「…ぇ。」
え、今おはよ。って言われた?嘘やろ?だって、え?
黄「おーら、席つけ〜。」
中間先生が来て朝礼が始まったが、俺は彼に挨拶されたという普通じゃないことに、心がふわふわしていた。
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こーと - 更新お願いします! (2019年7月11日 20時) (レス) id: cc20f521aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歩み | 作成日時:2018年1月21日 9時