補助監督のひとりごと 【呪術廻戦】

けんおかん ページ25

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久良side





「───久しいね。久良君。
それと、とても似合っているよ」


久良「…っ、恥ずかしいんで…わざわざ言わなくていいでよ…”冥さん”」





一方、出張で京都に訪れていた俺はご都合術式により「きょにゅう美女」になったまま、京都校の冥さんと歌姫と合流していた。いねぇよな？？大丈夫だよな？？





歌姫「なんだか挙動不審ですけど、大丈夫ですか？」


久良「あぁっ、大丈夫平気だ
それよりどっか入らないか？」


歌姫「なら近くのカフェに──」


久良「よし早く行こう」





2人を連れて急いでカフェに入店

冥さんは注文したコーヒーをスプーンで掻き混ぜながら問う






冥冥「”何か”いるのかい？」


久良「………汗」


歌姫「玲さん？」





言うべきか悩んだが、このままでも良くないと思い額に手を当て返答する





久良「実はここに来る前…会いたくねぇ奴と遭遇してさ…なんとか逃げ切って今2人にあってる感じで」


歌姫「その相手って？」


久良「………禪院、直哉」


冥冥「面識あったのかい？」


久良「えぇ、少し前に…」




前にあった時は、ブロンド色のショートだったが今の(黒髪ロングヘアーの女の)姿で気づかないと思ってたから油断していた。





冥冥「話したことはないがそんなに嫌なのかい？」


久良「アイツは…誰もが認めるクズの塊です(真顔)」


歌姫「うわぁ……玲さんが言うほどのクズ…
禪院家なら尚更ヤバそう…」





男尊女卑なクソ野郎で初めて会った時迷いなく術式使って喧嘩した相手だ。二度とごめんだったのに…



直哉「ン？もしかして玲君か？なんや女に目覚めたん？」

久良「………どなたですかー(棒読み)」



直哉「随分別嬪やな 乳デカイし
前のことはチャラにしたるから俺と付き合えや」

久良「先輩には敬語使えよクソガキ
上から目線でうぜぇしまた両足欠損すんぞエロガキが」



直哉「やっぱ玲君やん」

久良「………(やべ、つい)」




そのまま黙って全力疾走でアイツから逃走した。なんでアイツと寄りによってこの姿で会うんだよ最悪すぎる



んで、今に至るわけだ。
カフェにまで来たら裏に連れ出して黙らせよ。
マジで無理なんだよなアイツは…





直哉「ここにおったんか」


久良「悪ぃことは言わねぇから死んでくれ」


歌姫「ド直球」




嫌でも、冥さんや歌姫にも迷惑かかるよな…
店内にまで入ってきたクズ男の手首を掴んで一度カフェの外に連れ出した。


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