補助監督のひとりごと 【呪術廻戦】

おおげんか ページ15

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一方で任務に手こずるヒロインとモブイン

彼女達を囲む呪霊達は不気味な笑みを浮かべる




愛紗「ほんっと鬱陶しいっ！！
なんで増えていくのよ！ この役たたず！！」


泡瀬「っ！貴女こそ…！」


愛紗「は？誰に向かって口聞いてんの？」




(自称)ヒロインの愛紗はモブインの泡瀬の髪を引っ張って圧をかける





泡瀬「いッ…！」


愛紗「3級程度でこのザマ 恥だわｯ！！
アンタが雑魚で弱いせいで呪霊達が増殖してくじゃない！！」




こんな所悟たちに見られたらアンタと同類に見られる。アンタがちゃんとしっかり私の引き立て役を果たせていたらと文句の嵐




泡瀬「……さいっ、」


愛紗「何 はっきりいいなさいよ」






泡瀬は顔を上げて胸倉を掴んで叫ぶ


泡瀬「いつまで、…他人を見下せば気が済むのよ…！！この自意識過剰女ｯ！！！自分が愛されてるヒロインとか浮かれんな尻軽女！！！最強組と硝子ちゃんに比べたらアンタなんか天と地程のさ… 雲泥の差よｯ！！このクソ野郎！！」



愛紗「はっ笑 負け犬の遠吠え？
悲劇のヒロインぶってるアンタが言うと笑えるんだけど

嘘泣きして助けを求めてるけど誰もいかないでしょ？笑
皆アンタのこと嫌いなのよ 面倒臭い女ってね」



泡瀬「それを言うならあんたもでしょ…！
どんだけ自分に自信あんのよ」



愛紗「私はアンタと違う

私はヒロイン
自分に自信もって文句ある？

言われなきゃハッキリ言えないアンタにグチグチ言われる筋合いはないわ


私は変えるの───絶対」


泡瀬「─何言って…ｯ！」




呪霊「ｹﾋﾋﾋ」

呪霊「ｷﾞｬｧｱﾊﾊ」



呪霊達はどんどんと増殖していく




愛紗の術式は体内なら放出する香りで相手を誘惑、毒、混乱等を与えるサポート系、泡瀬の術式はあらゆる液体を操る攻撃型の呪術師。


弱すぎる訳では無いが、
上手く扱えず実力も経験も皆無に等しい





愛紗「……私の目的(･･)が達成できなかったら
アンタのせいよ…その時は地獄に送り付けてやる」


泡瀬「……それを言うなら私はアンタの息の根を止めてやる」



愛紗「ヒロインはふたりもいらないもんね
だから運悪くアンタがここで──」

「じゅじゅしきはんてん あか」



2人の背後で幼い声が響く




五条「ありゃ？でにゃい…しっぱい！」

貴女『2人とも怪我はありませんか』




愛紗･泡瀬「「皆…！」」





ヘルパー到着───いざお掃除タイム開始

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