補助監督のひとりごと 【呪術廻戦】

きんきゅう ページ13

□□□



温もりで不意に目が覚めた
身体が重く感じて妙に動きずらい




「しぇんぱい」


貴女『……おやまあ』



視界の先にはなんとちっちゃい(･････)しょうこちゃん似の子供が私の上に乗って頬に触れていた。




貴女『えっと どちら様のお子さん？』


家入「私 しょーこ
なんかね起きたらちっちゃくなってちゃの」




しょうこちゃんらしいです
呂律が回ってないのか赤ちゃん用語に近い
とてもとても可愛い

体格からして5歳児くらい？でしょうか





貴女『すぐに準備するのでベッドで待っててくれますか』

家入「あい」




なにか変なものでも口にしたのか
でも昨日は久良さんの絶品料理を皆で頂いたから私もなる筈だから別になにかで…

いや、まずは夜蛾さんに報告し────







･･･






貴女『………わぁ』


しょうこちゃんを抱えて教室に着くと賑やかでした




久良「え”硝子も(･)幼児化してんの！？」

五条「玲だっごしろ！！」



夜蛾「何がどうなってるんだ…」

夏油「……ｽｰ、ｽｰ…」




なんとさいきょう2人もしょうこちゃんと同じく小さくなっていました。夜蛾さんの肩にだらんと担がれて寝ているすぐるくんとれいさんに駄々をこねるさとるくん。何コレ修羅場




貴女『昨日なにかしましたっけ』

家入「わかんにゃい あしょんだぐりゃい」


久良「変なの口にしたんじゃねぇの？」

五条「してにゃい！」




さとるくんは抱っこして貰えて満足そうにれいさんの首筋に顔を埋めてスリスリしてます

そういえばヒロモブの姿が見当たりません
この光景見たら喜びそうなのに





夜蛾「2人には悟と傑の代理で任務に行ってもらった」


察したのか夜蛾さんが答えつつすぐるくんを下ろして抱っこしてあげる。なにそれ私凄く行きたい欲が生まれる





久良「大丈夫なんですか2人きりにさせて」


夜蛾「あのままの関係でも困るからな
この気に慣れさせるしかない」


久良「でも今回の任務アイツらにとって”厄介”では」




面白そうな匂いがぷんぷんしてきました。
なんの任務なのか聞こうとした時夜蛾さんの携帯電話が鳴り響く。




久良「噂をすれば」


貴女『そんなに厄介な任務なんですか』


久良「まぁ、呪霊自体は3級程度で悟か傑が入れば数秒で終わるんだが…」




夜蛾さんの表情はお怒りモード
どうやらヒロモブふたりは任務に手こずっている模様


今日も忙しくなりそうです



□□□

いやしわく→←じゃれあい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す