先生、こっち見ないでください【五条悟】

失神回数〘４〙 ページ4

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『ただいま』


「おかえり 五条先生に会った？」


『会ってたら今頃病院のベッドの上』


「重症じゃん」




五条と遭遇しないように教室に戻ってきたAの手にはビニール袋が握られていた。アイスあるよって袋をガサガサ漁り机に並べる




『ちょこっとだけよチョコアイスとバニラぁぁんあいすとまっっっっっちゃアイスとおーれんもんアイスのどれがいい？』


「普通に言えよ」


『言ったよ正式名称で』


「ほんとだガチじゃん！」




コンビニの新作で各1ラストで売ってたと言った




『好きなの取っていいよ』


「えーどれにしよ！」


「ちょっと！レディーファーストよ！」


「あまりもんでいい」



選んだ結果、
釘崎▶︎チョコ味
虎杖▶︎オレンジ＆レモン味
伏黒▶︎バニラ味
A▶︎抹茶味 に決まった



4人で囲んで食べようとすると





「あっ!A!!」





『振り向いたら、最後死ぬ』

「映画の見出しでありそうなセリフね」




ここ最近会えてなかったAを見つけた五条は教室にいた1年ズの輪に乱入していた




「やっと見つけた 会えなくて寂しかったんだよ〜？」


『お久しぶりですー！お元気そうで！』ｶﾞﾝｯ


「すげぇ音したけど大丈夫か？」


「つかどこに向かって言ってんだよ」




アイスに気を取られ油断していたAは勢い余って机に顔面を強打し伏せながら返事をした





「ねぇ〜久々にさ顔ちゃんと見せてよ」


『(ご尊顔の先生と顔合わせるとかほんと死ぬから)絶対嫌です』


「えっ」




「このアイス美味しいわね リピしようかしら」


「んな 濃厚で美味い １個いくらぐらい？」


「550円」


「たっか！！ハーゲンダッツより高いじゃないっ！」




Aと五条とのやり取りの隣でアイスのことでわちゃわちゃしている3人




「こう顔をさっ、ちょっと横に動かしてくれるだけでいいからさ！ねっ？お願いっ！」


『……(ちょっとだけ…)』




少しだけなら、と顔を動かすと前髪の隙間から五条の顔が見えたその瞬間

ﾌﾞﾌｯ





「え」


「ちょっ…！！A！？」


「皇妃しっかりしろ！！」


『……』ﾁｰﾝ





宝石(六眼)と目が合い整いすぎてるその顔面に耐えきれずAは大量の鼻血を流して五条や同級生の前で失神した



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