俺は、辞められない【呪術廻戦】

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貴方side




津美紀「あ！Aさん！」


貴方『久しぶり津美紀
彩(ひかる)も面倒見てくれて助かった』




津美紀は駆け寄ってきて抱きつかれ
流れるように抱っこした





彩「別に。」



津美紀「彩お姉ちゃんね勉強教えてくれたり、ご飯作ってくれたり海に連れてってくれたんだよ！」



貴方『彩お前料理できるようになったのか？』



彩「レシピ見ればできるし」



貴方『成長したな〜』





頭をポンポンと撫でる

彼女は彩と言って俺が任務に
専念している間に恵達を任せていた





彩「それより約束守ってくれるのよね？」


貴方『ああ。次の日曜日空いてるからその日でも』


彩「約束だからね」


貴方『わかってるよ』




彩は荷物を持って帰る支度をする





津美紀「彩お姉ちゃん少しの間だったけど楽しかった！ありがとう！」


彩「…どう、いたしまして」


貴方『照れてる？』


彩「照れてない」




津美紀「また、会える？」


彩「会えるよ」


津美紀「やった！！」






えへへと笑顔を見て彩は心臓付近を抑え込む






彩「私には眩しすぎるこの笑顔」


貴方『同感』


津美紀「？？？」






彩には別れを告げて津美紀を下ろした。





津美紀「あっ恵にも伝えてない！」



貴方『いいよ俺から彩に伝えておくから』



津美紀「ありがとう！ あれ？
あそこで恵と話してるあのサングラスの人誰？」



貴方『あー、あれは俺の後輩』



津美紀「そうなんだ！なんの話してるんだろ？」



貴方『今後の話かな』



津美紀「2人で？」



貴方『うん』




きっと今は禪院家絡みの話をしてるだろう
そっちに関しては悟に任せるしかない




貴方『それより津美紀 荷物まとめて』



津美紀「？」



貴方『君のお母さんと会ってね
話をつけたんだ』



津美紀「あっ、会ったの……？」



貴方『うん』





彩に頼んで情報をもらって調べて
直接会って話した。結論として、






貴方『俺が君達の”親”になる』



津美紀「！？」



貴方『と言っても、”里親”としてになるけど
勿論ふたりが実母の方がいいのであれば今まで通りになるけど──うおっ』





ギュッと胸もとに顔を埋める






津美紀「じゃあこれからずっと一緒にいれるの！？」



貴方『ふたりがいいなら』



津美紀「〜〜ｯ！！いたい…！！私一緒にいたい！！」




俺もだよ。そう言い聞かせ彼女の頭を撫でた。


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