俺は、辞められない【呪術廻戦】

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続いて昨日静岡県浜松市で起きた爆発事故
原因はガス管の経年劣化か？
現場の節アナウンサー…





「この中に「”帳”は自分で降ろすからと」
補助監督のAを置き去りにした奴がいるな？
そして”帳”を忘れた 名乗り出ろ」


五条･夏油･家入の担任
名は──夜蛾正道は3人を目の前で正座させる






夏油･家入はスっとセンターに座る五条を指し、対して五条は挙手して「犯人探しはやめませんか！？」と自白した


夜蛾「悟だな」

指導としてげんこつを一発くらい
五条の頭にたんこぶが出来たらしい(硝子情報)






貴方『ブブッ 日頃の行いだな』


五条«後輩売るとかサイテーだな»


貴方『悪ぃのはお前だわ
自分で発言しておいて俺の言葉無視して
置き去りにしやがって』





任務で静岡県浜松市の方に行っていて本来呪霊がいる場所には”帳”を下ろして祓う筈がこのガキは降ろさない上に派手にやってニュースにさせたバカである。


俺は勿論優等生だからちゃんと上に報告した。
日頃の恨みも兼ねて怒られてざまぁでしかねぇ。





五条«そもそもさ”帳”ってそこまで必要？
別に一般人(パンピー)に見られたってよくねぇ？
呪霊も呪術も見えねぇし»


夏油«駄目に決まってるだろう
呪霊の発生を抑制するのは
何より人々の心の平穏だ

そのためにも目に見えない脅威は
極力秘匿しなければならないのさ
それだけじゃない───»




五条«分かった分かった
弱い奴らに気を遣うのは疲れるよホント»


夏油«”弱者生存”それがあるべき社会の姿さ
呪術は非術師を守るためにある»


五条«それ正論？───俺正論嫌いなんだよね»





あー、また始まった。






貴方『お前らの口喧嘩まで
付き合ってらんねぇから着るわ』


家入«私もー逃げるセンパイ着るねバイバイー»





通話は終了し、ケータイをしまう。





「五条説教でもされたんですか？」


貴方『げんこつ食らったって』


「あははっ！最高」



貴方『お前とはほんとに気が合うよ──歌姫』





前髪ぱっつんで巫女服をまとい、
よく話に気が合う同類。名は──庵歌姫





歌姫「私もですよ…あのクズどもの話題で盛り上がるのAさんくらいなので」


貴方『奇遇だな俺もだ』





歌姫とカフェで後輩共の愚痴を語りながら
軽く朝食を済ませ解散した。

気分がいい中、
夜蛾さんからメール来ていることを知らずに。


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